米軍基地にロボットアームが登場 食事の用意と配膳をサービス
© 写真 : U.S. Air Force photo by Chustine Minodaロボットアーム
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ボストン市のスタートアップ企業「Dexai Robotics」が開発したロボットアーム「アルフレッド」が、北カリフォルニアの米空軍基地の食堂に設置され、訪問者へのサービス提供を開始した。国防省の星条旗新聞で発表された。
開発者によれば、ロボットアームはバクテリアの繁殖を減少させ、職員が別の仕事を行えるようサポートする。
マシンビジョンにより、ロボットアームは料理の材料や皿、人間を識別することができる。また、ロボットはサラダ用に野菜をカットし、混ぜ合わせたり、ステーキを焼いたり、さらにアイスクリームを渡したりできる。またロボットはそれぞれの注文にもれがないか追跡し、食材のストックがなくなりかけていることを知らせる。
Air Force Base in California Welcomes Alfred, the U.S. Army’s First Kitchen Chef Robot https://t.co/u7WMAF3pBD pic.twitter.com/a8hpLk3hEH
— Flyin18T Motorsports (@Flyin18T) December 27, 2021
近い将来、数十ヵ所の軍の食堂にこうしたロボットアームが配置されることになる。
また、米国防総省は、軍人がタッチスクリーンを使用せずに注文できるように、ロボットアーム「アルフレッド」を音声コマンドとジェスチャーに適応させるため、9万9000ドル超(約1137万円)を支出している。すでに「Dexai Robotics」社は、ロボットアームの開発費用として国防総省から160万ドル(約1億8380万円)の支出を受けている。
The robotic chef plates up a perfect Greek salad in just a couple minuteshttps://t.co/X2VK3aphdb#foodtech #Cooking #robot #robotics #automation #ArtificialIntelligence #AI #MachineLearning #Dexai #Alfred #デジタルトランスフォーメーション #自動化テクノロジー pic.twitter.com/B2PqPifHiG
— Takayuki Yamazaki (@ZappyZappy7) December 27, 2021