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「事態にショック」:カザフスタンの住民が情勢について語る
「事態にショック」:カザフスタンの住民が情勢について語る
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スプートニク通信の特派員によれば、カザフスタンの地方都市の住民らは食品および公共料金の価格高騰を不満に感じているが、しかし、同国で発生している事態にショックを受け、平和的集会を逸脱した抗議行動の参加者らを非難、また、彼らの多くはよそ者であると考えている。 2022年1月8日, Sputnik 日本
2022-01-08T18:45+0900
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カザフスタンでの大規模な抗議活動
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スプートニク通信のインタビューにコスタナイ市の住民のヴァレンティナさんは、「人々はカザフスタンで食品や光熱、ガス、水道の価格が高騰したことにショックを受けている。約束された最低賃金や年金、公務員の給与の引き上げでは、これらの支出を補えないことはすでに明らかだ。人々はこれらの増加分をまだ受け取っていないが、すでに多額の支出を余儀なくされている」と語った。同氏によれば、価格高騰が続くことで人々の抗議行動への参加が促されている。ヴァレンティナさんは「テロリストらは状況を利用している。彼らは、当局が抗議行動参加者らの要求を聞き入れている中で、姿を現してきた」と指摘した。要求の代わりに暴力と権力を享受別の住民のタチヤナさんは、公務員やジャーナリスト、教師といった彼女の周辺の人々は起こっている事態に「大きなショックを受けている」と語った。スプートニク通信のインタビューにタチヤナさんは、「多くの人たちは、警察への襲撃や略奪、殺人といった平和的集会を逸脱した抗議参加者らの行いを批判している。こうした人々はもうどんな要求もしていない。彼らは単に周辺のすべてを破壊し、集会時に手に入れた権力を享受している」と述べた。また、彼女は、「私たちの街はアルマトゥイやタラズ、アクトベといった都市に比べまったく落ち着いているが、バリケードや主要な広場に警察が配備されている光景はおそろしいと感じる。みんな他市に暮らす親類や友人に電話をかけて状況を聞いており、恐々とニュースを見ている」と語った。暴動に加わった若者たちパブロダル市在住のアレクセイさんも、抗議行動の引き金となったのは財政状況の悪化であったが、彼の街で暴動を煽っているのはすべてよそ者だと指摘する。同氏は、「人々はネットに通りから撮影した動画を投稿した。小さな街なので多くの人たちは互いに顔見知りだが、こうした動画では1人も知り合いを見つけることはできなかった。ほとんどが若いよそ者だった。彼らは通りを徘徊し、拘束された。彼らは何を望んでいるかを語ることすらできなかった。早急にこうした事態を収拾する必要がある。そして、物価や給与、年金をどうにかしなければならない」と強調した。関連ニュース
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カザフスタン, 対テロ作戦, テロリスト, カザフ語, アルマトイ市, テロ攻撃, カザフスタン, カシムジョマルト・トカエフ大統領
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「事態にショック」:カザフスタンの住民が情勢について語る
2022年1月8日, 18:45 (更新: 2022年1月11日, 16:03) スプートニク通信の特派員によれば、カザフスタンの地方都市の住民らは食品および公共料金の価格高騰を不満に感じているが、しかし、同国で発生している事態にショックを受け、平和的集会を逸脱した抗議行動の参加者らを非難、また、彼らの多くはよそ者であると考えている。
スプートニク通信のインタビューにコスタナイ市の住民のヴァレンティナさんは、「人々はカザフスタンで食品や光熱、ガス、水道の価格が高騰したことにショックを受けている。約束された最低賃金や年金、公務員の給与の引き上げでは、これらの支出を補えないことはすでに明らかだ。人々はこれらの増加分をまだ受け取っていないが、すでに多額の支出を余儀なくされている」と語った。
同氏によれば、価格高騰が続くことで人々の抗議行動への参加が促されている。
ヴァレンティナさんは「テロリストらは状況を利用している。彼らは、当局が抗議行動参加者らの要求を聞き入れている中で、姿を現してきた」と指摘した。
別の住民のタチヤナさんは、公務員やジャーナリスト、教師といった彼女の周辺の人々は起こっている事態に「大きなショックを受けている」と語った。
スプートニク通信のインタビューにタチヤナさんは、「多くの人たちは、警察への襲撃や略奪、殺人といった平和的集会を逸脱した抗議参加者らの行いを批判している。こうした人々はもうどんな要求もしていない。彼らは単に周辺のすべてを破壊し、集会時に手に入れた権力を享受している」と述べた。
また、彼女は、「私たちの街はアルマトゥイやタラズ、アクトベといった都市に比べまったく落ち着いているが、バリケードや主要な広場に警察が配備されている光景はおそろしいと感じる。みんな他市に暮らす親類や友人に電話をかけて状況を聞いており、恐々とニュースを見ている」と語った。
パブロダル市在住のアレクセイさんも、抗議行動の引き金となったのは財政状況の悪化であったが、彼の街で暴動を煽っているのはすべてよそ者だと指摘する。
同氏は、「人々はネットに通りから撮影した動画を投稿した。小さな街なので多くの人たちは互いに顔見知りだが、こうした動画では1人も知り合いを見つけることはできなかった。ほとんどが若いよそ者だった。彼らは通りを徘徊し、拘束された。彼らは何を望んでいるかを語ることすらできなかった。早急にこうした事態を収拾する必要がある。そして、物価や給与、年金をどうにかしなければならない」と強調した。