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カザフスタン南部で銃撃戦続く、空港は無期限で閉鎖
カザフスタン南部で銃撃戦続く、空港は無期限で閉鎖
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カザフスタン南東部の旧都アルマトイでは政府軍と反政府グループの間で激しい銃撃戦が続いている。アルマトイ市のエルジャン・ババクマロフ副市長が明らかにした。 2022年1月9日, Sputnik 日本
2022-01-09T12:51+0900
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カザフスタンでの大規模な抗議活動
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ババクマロフ副市長が現地テレビ局「ハバル24」の生中継で発言したところによると、情勢は安定へと向かっているものの、戦闘員らは政府軍に抵抗を続けており、銃撃戦が散発的に続いているという。アルマトイでは夜間に非常サイレンが鳴り響き、夜間の外出禁止令が発令されている。また、アルマトイの国際空港は無期限で閉鎖されている。この事態を受けてロシアのアエロフロート航空はカザフスタン行きの便を運休とし、航空券の販売も停止している。カザフスタンでは天然ガスの価格が2倍に引き上げられた。これを理由に年明け以降、西部の産油地域であるマンギスタウ州では住民が抗議集会を開始し、この動きはその他の都市にも拡大した。南東部の旧都アルマトイでは4日早朝から5日深夜まで治安部隊と抗議行動の参加者が衝突、警察はスタングレネードや催涙ガスを使用した。この混乱を受けて国内全土で非常事態宣言が発令され、対テロ作戦が開始された。5日早朝、カシムジョマルト・トカエフ大統領は内閣を総辞職し、ヌルスルタン・ナザルバエフ初代大統領に代わって安全保障会議議長に就任した。その初会合で同大統領は、カザフスタンの主権が崩壊の危機に瀕していると評価し、「テロの脅威を克服するため」集団安全保障条約機構(CSTO)に派兵を要請したことを明らかにした。この要請を受けてCSTO理事会は、カザフスタンに平和維持軍の派遣を決定した。カザフスタンでは国外から侵入したテロリストが抵抗を続けており、トカエフ大統領は投降しないテロリストについてはせん滅すると警告している。関連ニュース
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カザフスタン南部で銃撃戦続く、空港は無期限で閉鎖
2022年1月9日, 12:51 (更新: 2022年1月11日, 16:03) カザフスタン南東部の旧都アルマトイでは政府軍と反政府グループの間で激しい銃撃戦が続いている。アルマトイ市のエルジャン・ババクマロフ副市長が明らかにした。
ババクマロフ副市長が現地テレビ局「ハバル24」の生中継で発言したところによると、情勢は安定へと向かっているものの、戦闘員らは政府軍に抵抗を続けており、銃撃戦が散発的に続いているという。アルマトイでは夜間に非常サイレンが鳴り響き、夜間の外出禁止令が発令されている。
また、アルマトイの国際空港は無期限で閉鎖されている。この事態を受けてロシアのアエロフロート航空はカザフスタン行きの便を運休とし、航空券の販売も停止している。
カザフスタンでは天然ガスの価格が2倍に引き上げられた。これを理由に年明け以降、西部の産油地域であるマンギスタウ州では住民が抗議集会を開始し、この動きはその他の都市にも拡大した。南東部の旧都アルマトイでは4日早朝から5日深夜まで治安部隊と抗議行動の参加者が衝突、警察はスタングレネードや催涙ガスを使用した。この混乱を受けて国内全土で非常事態宣言が発令され、対テロ作戦が開始された。
5日早朝、カシムジョマルト・トカエフ大統領は内閣を総辞職し、ヌルスルタン・ナザルバエフ初代大統領に代わって安全保障会議議長に就任した。その初会合で同大統領は、カザフスタンの主権が崩壊の危機に瀕していると評価し、「テロの脅威を克服するため」集団安全保障条約機構(CSTO)に派兵を要請したことを明らかにした。この要請を受けてCSTO理事会は、カザフスタンに平和維持軍の派遣を決定した。
カザフスタンでは国外から侵入したテロリストが抵抗を続けており、トカエフ大統領は投降しないテロリストについてはせん滅すると警告している。