https://sputniknews.jp/20220111/9924401.html
NATOの東方不拡大はロシアにとって絶対的条件=露外務次官
NATOの東方不拡大はロシアにとって絶対的条件=露外務次官
Sputnik 日本
ロシアのセルゲイ・リャブコフ外務次官は、安全保障に関して行った提案と、アントニー・ブリンケン米国務長官が中距離核戦力全廃条約(IRNFT)に関して発出した声明の間にはいかなる矛盾もないと指摘しつつ、問題はより複雑であることから、ミサイルのテーマだけを取り扱うわけにはいかないと発言した。 2022年1月11日, Sputnik 日本
2022-01-11T08:13+0900
2022-01-11T08:13+0900
2022-04-27T22:54+0900
政治
米国
2022年の露米間の戦略対話
ロシア
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/637/17/6371735_0:0:3329:1873_1920x0_80_0_0_a0fc93131c37cb2b550a6b3c235603a4.jpg
ジュネーヴでの会談前日、米国務長官は声明を発表し、合衆国とロシアの代表団は中距離・短距離ミサイルの合意復活に向けた基礎作りを行う可能性があるとしていた。リャブコフ外務次官はリアノーボスチ通信の取材に応じた中で、ロシア側は合衆国との対話において北大西洋条約機構(NATO)の東方拡大、及びロシアの国境付近におけるミサイル基地の建設は受け入れられないとしていたほか、NATOの同盟関係を1997年の状態に回帰させることが絶対条件であるとした。リャブコフ外務次官は次のように発言した。NATOの不拡大というテーマに対し、合衆国側から深刻な反対があったことは驚くに当たらないとも外務次官は発言した。「NATOの不拡大というテーマ、そしてこの点に関する法的な義務を確保することに対し、米国側から深刻な反発があったことは驚くに当たらない」、このようにジュネーブで開催された安全保障に関する交渉の結果についてリャブコフ外務次官は締めくくった。関連ニュース
https://sputniknews.jp/20220111/9923699.html
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
2022
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
ニュース
jp_JP
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/637/17/6371735_354:0:3083:2047_1920x0_80_0_0_88754c0e796b29dbf3356ff238f0b85d.jpgSputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
ロシア, セルゲイ・リャブコフ外務次官, 安全保障, アントニー・ブリンケン米国務長官, 中距離核戦力全廃条約, irnft
ロシア, セルゲイ・リャブコフ外務次官, 安全保障, アントニー・ブリンケン米国務長官, 中距離核戦力全廃条約, irnft
NATOの東方不拡大はロシアにとって絶対的条件=露外務次官
2022年1月11日, 08:13 (更新: 2022年4月27日, 22:54) ロシアのセルゲイ・リャブコフ外務次官は、安全保障に関して行った提案と、アントニー・ブリンケン米国務長官が中距離核戦力全廃条約(IRNFT)に関して発出した声明の間にはいかなる矛盾もないと指摘しつつ、問題はより複雑であることから、ミサイルのテーマだけを取り扱うわけにはいかないと発言した。
ジュネーヴでの会談前日、米国務長官は声明を発表し、合衆国とロシアの代表団は中距離・短距離ミサイルの合意復活に向けた基礎作りを行う可能性があるとしていた。
リャブコフ外務次官はリアノーボスチ通信の取材に応じた中で、ロシア側は合衆国との対話において北大西洋条約機構(NATO)の東方拡大、及びロシアの国境付近におけるミサイル基地の建設は受け入れられないとしていたほか、NATOの同盟関係を1997年の状態に回帰させることが絶対条件であるとした。リャブコフ外務次官は次のように発言した。
ロシア連邦が目指しているものと合衆国側からの声明の間に矛盾はない。しかし、問題は相変わらず次の点にある。こうした合意が扱う規模が如何なるものなのか、そしてこれは我々の場合において、一連の主要なアスペクトのより広範な決定を構成するエレメント、一部、コンポネントとなるのか。我々はIRNFTだけを扱い、それにばかり取り組んではいられない。
NATOの不拡大というテーマに対し、合衆国側から深刻な反対があったことは驚くに当たらないとも外務次官は発言した。
「NATOの不拡大というテーマ、そしてこの点に関する法的な義務を確保することに対し、米国側から深刻な反発があったことは驚くに当たらない」、このようにジュネーブで開催された安全保障に関する交渉の結果についてリャブコフ外務次官は締めくくった。