海賊の襲撃件数 27年間で最低水準に 国際海事機関

© Joe Shlabotnik海賊旗
海賊旗 - Sputnik 日本, 1920, 14.01.2022
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国連の専門機関のひとつ、国際海事機関(IMB)が13日に発表した毎年の報告書で、2021年の海賊、武装集団による襲撃件数は1994年以来、初めて最低値となったことが明らかにされた。
昨年2021年を通して、IMBが確認した海賊、武装集団による船舶の強奪行為および未遂は合わせて132件。11件は事前に食い止められた。
IMBの公式サイトには「海賊行為および武装集団による強奪未遂は1994年以来、最低の水準に達した」と記された。
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IMBの報告によると、最も海賊被害が多い危険ゾーンはギニア湾とシンガポール海峡。ギニア湾では昨年2021年、34件の襲撃が、シンガポール海峡では35件の襲撃が起きている。
襲撃による誘拐は前年度比55%減の57件で、いずれもギニア湾で発生している。
IMBは、全体的には状況は改善されたものの、引き続き海賊対策を呼びかけている。
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