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ロシアの生物学者 オミクロン株は最初の株と比べて50以上の変異
ロシアの生物学者 オミクロン株は最初の株と比べて50以上の変異
Sputnik 日本
新型コロナウイルスの「オミクロン株」は、最初のウイルス株と比べて50以上の変異を有している。ロシアのシンクタンク「戦略研究センター(CSR)」の顧問で、エフゲニー・トネヴィツキー準博士(生物科学)が、スプートニクにこのように語った。 2022年1月22日, Sputnik 日本
2022-01-22T16:25+0900
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2022-01-22T16:26+0900
新型コロナウイルス
オミクロン株
社会
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トネヴィツキー氏によると、新型コロナウイルスの外側は「スパイクタンパク質(Sタンパク質)」で覆われており、これが細胞に侵入する際に役立っている。しかし、その前にSタンパク質が抗体と結合すると、Sタンパク質は活性を失い、ウイルスは細胞内に侵入できなくなる。同氏は、「『オミクロン株』には最初の株と比べて50以上の変異があり、そのうちの30以上はSタンパク質で起きている。変異が起きている箇所の中には、細胞への侵入速度と侵入の効率性を高めるものあれば、Sタンパク質を抗体から『隠す』ものもある」と説明している。また、オミクロン株の潜伏期間は従来のウイルス株と比べて3日間と短くなり、肺への「下降」を止め、上気道を好んで攻撃するという。関連ニュース
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オミクロン株, ロシア, 新型コロナウイルス, 変異, コロナ
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ロシアの生物学者 オミクロン株は最初の株と比べて50以上の変異
2022年1月22日, 16:25 (更新: 2022年1月22日, 16:26) 新型コロナウイルスの「オミクロン株」は、最初のウイルス株と比べて50以上の変異を有している。ロシアのシンクタンク「戦略研究センター(CSR)」の顧問で、エフゲニー・トネヴィツキー準博士(生物科学)が、スプートニクにこのように語った。
トネヴィツキー氏によると、新型コロナウイルスの外側は「スパイクタンパク質(Sタンパク質)」で覆われており、これが細胞に侵入する際に役立っている。しかし、その前にSタンパク質が抗体と結合すると、Sタンパク質は活性を失い、ウイルスは細胞内に侵入できなくなる。
同氏は、「『オミクロン株』には最初の株と比べて50以上の変異があり、そのうちの30以上はSタンパク質で起きている。変異が起きている箇所の中には、細胞への侵入速度と侵入の効率性を高めるものあれば、Sタンパク質を抗体から『隠す』ものもある」と説明している。
また、オミクロン株の潜伏期間は従来のウイルス株と比べて3日間と短くなり、肺への「下降」を止め、上気道を好んで攻撃するという。