メタ社が世界最速のAI搭載スパコンを開発
2022年1月25日, 10:27 (更新: 2022年1月25日, 12:34)
© AP Photo / Tony AvelarСотрудники Facebook на фоне нового логотипа компании у ее штаб-квартиры в Менло-Парке, Калифорния
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サイン
米IT大手のメタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック)は24日、人工知能(AI)を搭載したスーパーコンピューター「AIリサーチ・スーパークラスター(RSC)」を開発したと発表した。スーパーコンピューターは2022年半ばに完成する予定で、会社側の試算では世界最速だという。
会社側がブログで明かしたところによると、RSCは文章の翻訳に加え、悪意あるコンテンツの検出が可能だという。開発チームが構築する人工知能のアルゴリズムにより、数百の言語を扱い、テキストや写真、ビデオを分析できるとのこと。
Meta/Zuck said by mid-summer, its RESEARCH SUPERCLUSTER (RSC) will be the world’s FASTEST AI Super Computer… I say it will be 2nd fastest! The 1st is me makin up promo codes tryin to avoid paying these high a$$ food delivery fees 🧐 😒 #nft #NFTCommunity pic.twitter.com/6JfgYX9yEb
— Alpha23.eth (@Simply_Alpha23) January 25, 2022
マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)はRSCの開発チームを祝福し、このスーパーコンピューターは1秒間に100京(10の18乗)の計算ができることから、会社側が新たに展開する仮想空間「メタバース」向けのサービスで、利用者の安全を確保できるとした。
この人工知能は新しいモデルで、学習機能があり、数百万の例を処理するほか、数百の言語を理解するという。
現時点で世界最速のスーパーコンピューターは富士通が理化学研究所と共同で開発した「富岳」で、2021年に完成した。
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