- Sputnik 日本, 1920, 17.01.2022
2022年四大陸フィギュアスケート選手権
四大陸フィギュアスケート選手権は、2022年1月20日から23日まで、タリン(エストニア)で開催される。

四大陸男子 「トップに入れるまで頑張りたい」日本人で米国代表の樋渡 知樹選手

© Sputnik / Alexander Vilf / メディアバンクへ移行Фигурист Томоки Хиватаси
Фигурист Томоки Хиватаси  - Sputnik 日本, 1920, 25.01.2022
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独占記事
23日、タリンでフィギュア四大陸世界大会が閉幕した。今回の男子シングルには日本人でありながら、米国代表で出た選手がいる。樋渡 知樹(ひわたし・ともき)選手、22歳。樋渡選手の今回の成績は222.37点で8位だった。樋渡 選手はスプートニクの記者からの独占取材に答えてくれた。
樋渡選手は、仕事のために米国に渡った日本人の両親のもとに生まれた。家での会話は日本語で、5年生までは日本人学校の補習校に通っていたので「書くのは少し苦手ですが」と断りつつも、日本語の会話、読み書きに支障はないという。考えているときは何語かというスプートニクからの問いに、「思考はしゃべっている言語次第で、英語でしゃべっているときは英語で、日本語でしゃべっている時は日本語で考えています」と答えてくれた。
目標を聞かれると、樋渡選手は「自分は五輪に出場できるトップには入っていません。そこにたどりつきたい。でもいってない。ということはまだ終わっていない。まだできる。満足いくまでスケートを続けたいと思っています。来季、このまま頑張って、世界選手権を目標にしていきたい」とポジティブシンキングだ。
その思いの陰には、小さな時から見てきていた同年のネイサン・チェン選手の存在があるのかもしれない。

樋渡選手:「ネイサンは自分が初めて8歳で全米大会のジュベナイルというレベルで出場していた時に、同じ年齢なのに1つ上のレベルのノービスで出ていたんです。自分が一歩一歩踏んでいるときに50歩、100歩もどんどん進んでいて、トップ選手と戦っている。『すごいなぁ。僕もああなりたいな。ならないと』いう気持ちが芽生えてきて。ネイサンはとにかくお気に入りの選手です」

フィギュア四大陸選手権 2022

1月20日から23日、タリンで四大陸フィギュアスケート選手権2022が開催されている。本大会は当初中国で開催が予定されていたものの、コロナウイルスによる制限措置で急遽、タリンに開催場所が変更された。
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