有名な写真家、パリ都心の路上で転倒してそのまま凍死
サイン
フランスの有名な写真家のレネ・ロベルさん(84)はパリ都心の路上で転倒して負傷し、通行人らに助けを求めたものの、8時間も無視され続けて凍死した。フランスの現地メディアが報じた。
事件は1月19日に発生した。レネ・ロベルさんはパリ中心地のドゥ・チュルビゴ通りにある自宅を出て散歩していたところ、転倒して意識を失ったという。
意識を取り戻した写真家は助けを求めたものの、通行人は1人としてその声に注意しなかったとのこと。救急車が到着したのは夕方の6時30分。救急に連絡したのは、パリのホームレス達だった。
レネ・ロベルさんは病院に搬送されたものの、低体温症と頭蓋骨の損傷により間もなく死亡した。
ミュージシャンでジャーナリストのミシェル・モンポンテさんはRadio France infoの生中継でこの訃報を明らかにした。
Assassiné par l’indifférence.
— Michel Mompontet (@mompontet) January 24, 2022
Ce soir 19h20 sur France Info TV mon hommage au photographe René Robert, mort seul dans une rue passante de la capitale sans que personne ne s’arrête et lui porte secours…et ce que cette tragique et révoltante fin de vie nous apprend de nous-mêmes pic.twitter.com/do2ukLQFY1
レネ・ロベルさんは国際賞を受賞する著名な写真家だった。
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