ファーウェイの5G使用で米戦闘機F-35に関する情報が中国に流出するリスク 米国で語られる

© 写真 : Public domain/Robert Sullivan第5世代戦闘機F-35ライトニングⅡ
第5世代戦闘機F-35ライトニングⅡ - Sputnik 日本, 1920, 30.01.2022
サイン
米戦略国際問題研究所のエミリー・ハーディング研究員はDefense Newsに、アラブ首長国連邦(UAE)が米国から第5世代戦闘機F-35ライトニングⅡを購入した場合、UAEが中国通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)の5G通信機器を使用することで、中国はF-35ライトニングⅡに関する多くの情報を得る機会を獲得すると語った。
ハーディング氏は、ファーウェイの技術がF-35ライトニングⅡに悪影響を及ぼさないというUAEの主張について、商業部門と軍事部門の間には大きな相互関係があるため、過度に楽観的だと指摘している
キングス・カレッジ・ロンドンで教鞭をとるアンドレアス・クレイグ氏は、懸念を呼んでいるのはネットワークを介して送信されるデータではなく、サーバーから流出する可能性のある情報だとし、「すべてのデータは1秒ごとに入手可能となり、中国企業または中国の技術によって運用されているサーバーに航空機からアップロードされるか、または中国企業がアクセスできる施設に保存される」と述べた。
なおDefense Newsは、ファーウェイをめぐる米国の要求により、UAE は2021年12月、F-35ライトニングⅡの購入に関する交渉を中断したと報じている。
関連ニュース
米国 韓国空軍に「F-35A」40機、納品完了
新疆ウイグル自治区で米戦略爆撃機F-35模型が確認
ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала