https://sputniknews.jp/20220131/10067006.html
ロシアと中国、月面研究基地建設で合意、今年中にも
ロシアと中国、月面研究基地建設で合意、今年中にも
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ロシアと中国による月面基地建設計画が実現に向け、また一歩前進した。CNSA(中国国家航天局)の呉艶華副長官の言葉としてブルームバーグが伝えるところによれば、両国は2022年末までに、強力に関する政府間協定を締結する見込みだという。 2022年1月31日, Sputnik 日本
2022-01-31T14:55+0900
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it・科学
宇宙
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ロシアの宇宙機関ロスコスモスとCNSAは、2021年6月、ロシアのサンクトペテルブルクで開催された宇宙探査の国際会議「GLEX–2021」で、国際科学研究ステーション(月面基地)のロードマップのプレゼンテーションを行った。明らかになっているところによれば、基地の建設は2035年までに完了する計画で、まず2026年から2030年の間に、月面着陸および貨物輸送の技術開発および月面土壌サンプルの採取と持ち帰りという2つのミッションが予定されている。さらにブルームバーグによれば、2031年から2035年にかけて、ロシアと中国は月面と月周辺の軌道上に通信システムを設置するほか、エネルギー設備、研究施設などを作る。また記事によれば、ロスコスモスとCNSAは、月の表面を探査するのを目的とした探査車と月面ロボットを月面基地に送り込む。さらに中国は2020年末までに、月への有人宇宙飛行を可能とする超大型ロケット「長征9号」の試験打ち上げを目指し、一方のロシアは超大型ロケット「エニセイ」の開発を計画している。また両国ともに、次世代ロケットの開発を積極的に進めている。ブルームバーグは、今後、計画にはロシアと中国以外の国も参加する可能性があると伝えている。宇宙開発における中国の成功が、米国の優位的立場を揺るがせる可能性があるというニュースは「スプートニク」の過去の記事よりお読みいただけます。関連ニュース
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中国, 宇宙ステーション, ロシア, 月, 国際月面研究ステーション, 宇宙
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ロシアと中国、月面研究基地建設で合意、今年中にも
2022年1月31日, 14:55 (更新: 2022年1月31日, 15:06) ロシアと中国による月面基地建設計画が実現に向け、また一歩前進した。CNSA(中国国家航天局)の呉艶華副長官の言葉としてブルームバーグが伝えるところによれば、両国は2022年末までに、強力に関する政府間協定を締結する見込みだという。
ロシアの宇宙機関ロスコスモスとCNSAは、2021年6月、ロシアのサンクトペテルブルクで開催された宇宙探査の国際会議「GLEX–2021」で、
国際科学研究ステーション(月面基地)のロードマップのプレゼンテーションを行った。
明らかになっているところによれば、基地の建設は2035年までに完了する計画で、まず2026年から2030年の間に、月面着陸および貨物輸送の技術開発および月面土壌サンプルの採取と持ち帰りという2つのミッションが予定されている。さらにブルームバーグによれば、2031年から2035年にかけて、ロシアと中国は月面と月周辺の軌道上に通信システムを設置するほか、エネルギー設備、研究施設などを作る。
また記事によれば、ロスコスモスとCNSAは、月の表面を探査するのを目的とした探査車と月面ロボットを月面基地に送り込む。さらに中国は2020年末までに、月への有人宇宙飛行を可能とする超大型ロケット「長征9号」の試験打ち上げを目指し、一方のロシアは超大型ロケット「エニセイ」の開発を計画している。また両国ともに、次世代ロケットの開発を積極的に進めている。ブルームバーグは、今後、計画にはロシアと中国以外の国も参加する可能性があると伝えている。
宇宙開発における中国の成功が、米国の優位的立場を揺るがせる可能性があるというニュースは「スプートニク」の過去の記事よりお読みいただけます。