クリル問題:係争中の島の領有権はどう変化していったか

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クリル列島(千島列島)の領有権をめぐる露日間の論争は70年以上も続き、平和条約を結ぶことができないままでいる。クリル列島は現在、サハリン州の一部となっているが、日本はイトゥルップ島(択捉島)、クナシル島(国後島)、小クリル列島(色丹島及び歯舞群島)を「北方四島」と主張。ロシアが不法占拠しているとして、少なくとも小クリル列島2島の返還を要求している。
クリル列島は、大小65の島や岩からなり、総面積は約1万5600平方キロメートル。日本側はそのうち約9000平方キロメートルを領有すると主張している。クリル列島はロシアにとって戦略的に重要な領土であり、この地域における軍事的プレゼンスを確保すると同時に、太平洋への自由なアクセス(島には唯一の不凍海峡がある)を可能にしている。
スプートニクでは、最初に島へ足を踏み入れたのは誰なのか、18世紀初頭から島の領有権がどのように変化したのかを動画でお伝えする。
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