https://sputniknews.jp/20220212/10155927.html
WHO、トシリズマブをコロナ治療薬に認定
WHO、トシリズマブをコロナ治療薬に認定
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世界保健機関(WHO)は、関節リウマチなどの治療に使われるトシリズマブを新型コロナウイルス感染症の治療薬として認定した。11日、WHO本部が明らかにした。 2022年2月12日, Sputnik 日本
2022-02-12T14:26+0900
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WHOの発表によれば、モノクローナル抗体製剤であるトシリズマブが、新型コロナウイルスの治療薬として事前認定されたとのこと。また発表によれば、この製剤は重症またはきわめて重症と診断された患者にのみ推奨されると強調されている。トシリズマブは点滴の形で使用され、病院でのモニタリングが必要不可欠となる。臨床試験では、トシリズマブの使用により、新型コロナによる重症患者の死亡率を低下することが確認されたほか、入院期間を短縮することができたという。トシリズマブは免疫抑制剤の一種で、関節リウマチをはじめとするさまざまな病気の治療薬として使われている。免疫抑制剤は、新型コロナ感染症の重症患者などに生じるいわゆるサイトカインストームと呼ばれる危険な状態を除去するのに効果を発揮する可能性がある。2月、オックスフォード大学のピーター・ホービー教授率いる英国の研究者グループは、トシリズマブが新型コロナの重症患者の治療に有効であることを確認した。大規模な臨床試験「リカバリー試験」では、ステロイド薬(デキサメタゾン製剤)との併用により感染者の死亡率を下げる力があることが分かっている。関連ニュース
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新型コロナウイルス, who, コロナ 治療薬, トシリズマブ
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WHO、トシリズマブをコロナ治療薬に認定
世界保健機関(WHO)は、関節リウマチなどの治療に使われるトシリズマブを新型コロナウイルス感染症の治療薬として認定した。11日、WHO本部が明らかにした。
WHOの
発表によれば、モノクローナル抗体製剤であるトシリズマブが、新型コロナウイルスの治療薬として事前認定されたとのこと。
また発表によれば、この製剤は重症またはきわめて重症と診断された患者にのみ推奨されると強調されている。トシリズマブは点滴の形で使用され、病院でのモニタリングが必要不可欠となる。臨床試験では、トシリズマブの使用により、新型コロナによる重症患者の死亡率を低下することが確認されたほか、入院期間を短縮することができたという。
トシリズマブは免疫抑制剤の一種で、関節リウマチをはじめとするさまざまな病気の治療薬として使われている。免疫抑制剤は、新型コロナ感染症の重症患者などに生じるいわゆるサイトカインストームと呼ばれる危険な状態を除去するのに効果を発揮する可能性がある。
2月、オックスフォード大学のピーター・ホービー教授率いる英国の研究者グループは、トシリズマブが新型コロナの重症患者の治療に有効であることを確認した。大規模な臨床試験「リカバリー試験」では、ステロイド薬(デキサメタゾン製剤)との併用により感染者の死亡率を下げる力があることが分かっている。