https://sputniknews.jp/20220213/10159862.html
西側はウクライナに停戦合意の遵守を要求していない=露大統領
西側はウクライナに停戦合意の遵守を要求していない=露大統領
Sputnik 日本
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はジョー・バイデン米大統領と1時間にわたって行った電話首脳会談の中で、西側諸国がウクライナに対し、停戦協定の「ミンスク合意」に伴う義務を遵守させるために然るべく圧力を行使していない現状に懸念を示した。ユーリー・ウシャコフ露大統領補佐官(国際関係)が記者団に表明した。 2022年2月13日, Sputnik 日本
2022-02-13T09:58+0900
2022-02-13T09:58+0900
2022-04-27T22:55+0900
ウクライナでの露特別軍事作戦
米国
ロシア
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e5/09/03/8671904_0:0:3100:1745_1920x0_80_0_0_9a64ef6aeb0341e1a7cfe2677a29f330.jpg
大統領補佐官によると、プーチン大統領はミンスク合意の関係でウクライナが自らに課した義務を遂行させる上で、西側諸国が然るべく圧力をかけていない現状を指摘したという。また、プーチン大統領はウクライナに対する武器供給の問題についても懸念を示した。プーチン大統領によると、西側諸国は協力してウクライナに最新兵器を供給することで、ウクライナ南東部のドンバス地域や、ロシアに編入されたクリミア半島に対するウクライナ軍の攻勢を助長する可能性があるという。また、ウシャコフ露大統領補佐官はウクライナへの侵攻計画を巡る過熱した報道を受け、「ヒステリーは絶頂に達した」とコメントし、ウクライナ侵攻の可能性はないことを改めて強調した。露米電話首脳会談はおよそ1時間にわたって開催された。ウクライナ危機以降だけで露米首脳会談の開催はこれで3度目となる。両国の担当チームは今後数日間、ウクライナ情勢を巡り綿密に連携を取ることで合意した。ここ数週間、欧米マスコミではロシアによるウクライナ侵攻の可能性について盛んに取り上げられている。これを背景として米国議会では対ロシア制裁の強化が呼びかけられている。ロシアは西側諸国およびウクライナの主張する「暴力的行為」を再三にわたって否定しており、ロシアは何人に対しても脅迫しておらず、攻撃する意図もなく、この「ロシアの暴力」という表現がより多くのNATOの軍事機器をロシアとの境界線近くに配備する前提として利用されていると指摘してきた。関連ニュース
https://sputniknews.jp/20220208/10123758.html
https://sputniknews.jp/20220206/10108776.html
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
2022
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
ニュース
jp_JP
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e5/09/03/8671904_369:0:3100:2048_1920x0_80_0_0_f3ba82231cb2d2d97fb4246214d3f21d.jpgSputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
ロシア, ウラジーミル・プーチン大統領, ジョー・バイデン大統領, 西側諸国, ウクライナ
ロシア, ウラジーミル・プーチン大統領, ジョー・バイデン大統領, 西側諸国, ウクライナ
西側はウクライナに停戦合意の遵守を要求していない=露大統領
2022年2月13日, 09:58 (更新: 2022年4月27日, 22:55) ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はジョー・バイデン米大統領と1時間にわたって行った電話首脳会談の中で、西側諸国がウクライナに対し、停戦協定の「ミンスク合意」に伴う義務を遵守させるために然るべく圧力を行使していない現状に懸念を示した。ユーリー・ウシャコフ露大統領補佐官(国際関係)が記者団に表明した。
大統領補佐官によると、プーチン大統領はミンスク合意の関係でウクライナが自らに課した義務を遂行させる上で、西側諸国が然るべく圧力をかけていない現状を指摘したという。
また、プーチン大統領はウクライナに対する武器供給の問題についても懸念を示した。プーチン大統領によると、西側諸国は協力してウクライナに最新兵器を供給することで、ウクライナ南東部のドンバス地域や、ロシアに編入されたクリミア半島に対するウクライナ軍の攻勢を助長する可能性があるという。
また、ウシャコフ露大統領補佐官はウクライナへの侵攻計画を巡る過熱した報道を受け、「ヒステリーは絶頂に達した」とコメントし、ウクライナ侵攻の可能性はないことを改めて強調した。
露米電話首脳会談はおよそ1時間にわたって開催された。ウクライナ危機以降だけで露米首脳会談の開催はこれで3度目となる。両国の担当チームは今後数日間、ウクライナ情勢を巡り綿密に連携を取ることで合意した。
ここ数週間、欧米マスコミではロシアによるウクライナ侵攻の可能性について盛んに取り上げられている。これを背景として米国議会では対ロシア制裁の強化が呼びかけられている。
ロシアは西側諸国およびウクライナの主張する「暴力的行為」を再三にわたって否定しており、ロシアは何人に対しても脅迫しておらず、攻撃する意図もなく、この「ロシアの暴力」という表現がより多くのNATOの軍事機器をロシアとの境界線近くに配備する前提として利用されていると指摘してきた。