避難、砲撃、瓦礫の山:ドネツクの今
2022年3月1日, 19:31 (更新: 2022年3月2日, 06:04)
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ロシアによって独立が承認されたドネツク人民共和国では現在、ウクライナ軍による砲撃が続いている。
28日、首都ドネツクは砲撃で集合住宅の外壁が破損したほか、住宅での火災や自動車の焼失などの被害を受けた。
ウクライナ軍の攻撃は2月18日から激化。状況の悪化により共和国内では総動員令が発動し、住民の多くがロシア側へ避難している。
また、同共和国では28日、ロシアの報道陣らが南部ピシェヴィク村でウクライナ軍の多連装ロケット砲グラード(GRAD)の砲撃に遭遇した。少なくとも10発が発射されたが、負傷者は確認されなかった。
ロシア内務省はウクライナ、ドネツク・ルガンスク両人民共和国の住民に対し、労働許可や永住権、ロシア国籍の取得が最短期間で可能とする支援を約束している。
砲撃で被害を受けた集合住宅を見上げる住民
砲撃から身を隠す住民ら
焼失した車
砲撃で破壊された住宅の消火活動をおこなう消防隊員
弾薬の破片を手に取る軍人
砲撃から身を隠す集合住宅の住民
砲撃で破壊された住宅の消火活動をおこなう消防隊員
砲撃で火災が発生した住宅
焼失した車のそばに立つ男性
砲撃を受けたマンションの庭で爆発の跡を調べる軍人