「これは差別であり、アスリートの権利の重大な直接侵害」 プルシェンコ、ISUのロシア除外について語る

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プルシェンコ - Sputnik 日本, 1920, 02.03.2022
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フィギュアスケートの元ロシア代表で五輪金メダリストのエフゲニー・プルシェンコ氏は、国際スケート連盟(ISU)がロシア人選手の国際大会からの除外を決定したことについてコメントした。
プルシェンコ氏はインスタグラムに次のように投稿した。
「黙っていることはできない。アスリートとして、そして分別のある人間として、スポーツは政治の外にあるという立場を私は共有している。しかし、実際にはそれがみられない。月曜日、FIFA(国際サッカー連盟)とUEFA(欧州サッカー連盟)は、IOC(国際オリンピック委員会)がすべてのスポーツ競技でロシア人選手を除外するよう呼びかけた後、すべての大会からロシア代表チームを排除した!
今日、国際スケート連盟(ISU)は、ISUが主催する大会にロシア人が参加することを禁止した。これは大きな誤りだ!
現在行われているようにスポーツと政治を混同したり、アスリートを罰したり、演技をしたり競い合ったりする彼らの権利を奪ってはいけない。これは差別であり、アスリートの権利の重大な直接侵害だ。
ロシアのスケーターたちは、彼らが世界最強であることを証明した。ロシアの選手を抜きにして、フィギュアスケートに対する関心はかつてのようなものにはならないだろう。スポーツのロシア代表者に適用されている制裁は不適切であり、政治色が加えられている。ロシアのアスリートたちが国際大会に参加しない場合、多くの競技の最も強い選手が家にとどまるため、勝利の価値は下がる。最近IOCは、1894年に承認された『より速く、より高く、より強く』というオリンピックのモットーを変更した。現在は『より早く、より高く、より強く、共に』となっている。はたしてこれは口先だけなのだろうか?
フィギュアスケート - Sputnik 日本, 1920, 02.03.2022
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現在、彼らはロシアを世界のスポーツから孤立させようとしている。これはオリンピックの価値が過去のものとなったことを意味している。
(中略)
私は政治家ではなく、スポーツマンであり、私の目標は政治的な意見の違いを乗り越えて、スポーツへの愛を通して人々を団結させることだ。みんなで成し遂げられると確信している!」
国際スケート連盟(ISU)は1日、ロシアおよびベラルーシの選手について、ISUが主催する大会への出場を禁止した。
これを受け、北京冬季五輪金メダリストで現世界女王のアンナ・シェルバコワ、世界記録保持者で欧州女王のカミラ・ワリエワ、「4回転女王」で北京五輪銀メダリストのアレクサンドラ・トルソワは、3月末に仏モンペリエで開催されるフィギュアスケート世界選手権に出場することができない。
先に、日本の羽生結弦選手が、モンペリエで開催の世界選手権を欠場することがわかった。
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