https://sputniknews.jp/20220309/10325963.html
ロシア、エネルギー燃料の輸出先を米国以外に切り替え=在米露大使館
ロシア、エネルギー燃料の輸出先を米国以外に切り替え=在米露大使館
Sputnik 日本
米国政府がロシア産エネルギー燃料の輸入禁止措置を発表したことを受け、在米露大使館は声明を発表し、これらのエネルギー燃料の供給先を他国に切り替えることを明かした。 2022年3月9日, Sputnik 日本
2022-03-09T11:45+0900
2022-03-09T11:45+0900
2022-04-27T22:56+0900
ウクライナでの露特別軍事作戦
米国
経済
ロシア
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/748/01/7480101_0:18:2753:1567_1920x0_80_0_0_723a6aa662bf7b6cc7df67c7af98c0c6.jpg
バイデン大統領が発表した輸入禁止措置によると、米国企業がロシアとの間で締結した契約書の遂行期間は45日間に制限されたほか、新規契約の締結が禁止された。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は米国の輸入禁止措置を歓迎し、他国もこの措置にならうよう呼びかけた。駐米ロシア大使館はFacebookの公式アカウントにコメントを発表した中で、次のように記した。大使館側によると、米国の輸入禁止措置により、世界のエネルギー市場では価格変動が起こり、合衆国の企業と消費者が真っ先にその影響を受けるという。この輸入禁止措置により、米国ではガソリン価格、電気代金、暖房費が上昇する模様。また、米国による圧力は政治的、経済的文脈であらゆる限界を超えていると大使館側は評価した。アレクサンドル・ノヴァク露副首相によると、仮に世界各国がロシア産原油の輸入を完全に禁止した場合、1バレルあたりの価格は300ドルを超え、世界経済にとって破滅的な状況になるるという。一方、ホワイトハウスのジェン・サキ報道官はこの輸入禁止措置が米国市場に与える影響は長期的ではないと説明した。米国は戦略的石油備蓄からの放出に加え、代わりとなる輸出国との交渉を進めているという。2021年に米国がロシアから輸入した原油、及び石油製品は日量70万バレルとなっている。サキ報道官によると、ウクライナでロシア軍が特殊軍事作戦を開始して以来、米国内ではガソリン価格が1ガロン(3.785リットル)あたり75セント上昇したという。関連ニュース
https://sputniknews.jp/20220309/eu-10325466.html
https://sputniknews.jp/20220309/10323947.html
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
2022
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
ニュース
jp_JP
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/748/01/7480101_321:0:2433:1584_1920x0_80_0_0_490c7e3eeb894873ce753f97861ff23d.jpgSputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
米国, 経済, ロシア
ロシア、エネルギー燃料の輸出先を米国以外に切り替え=在米露大使館
2022年3月9日, 11:45 (更新: 2022年4月27日, 22:56) 米国政府がロシア産エネルギー燃料の輸入禁止措置を発表したことを受け、在米露大使館は声明を発表し、これらのエネルギー燃料の供給先を他国に切り替えることを明かした。
バイデン大統領が発表した輸入禁止措置によると、米国企業がロシアとの間で締結した契約書の遂行期間は45日間に制限されたほか、新規契約の締結が禁止された。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は米国の輸入禁止措置を歓迎し、他国もこの措置にならうよう呼びかけた。
駐米ロシア大使館はFacebookの公式アカウントにコメントを発表した中で、次のように記した。
ロシアには高品質で競争力のある自国製品の輸出先を切り替える相手はいくらでもいる。制裁という棍棒でもって自らの意思を喧伝し、自国の利益保護の放棄を我々に強制することは幻想に過ぎないことを認識する時が来た。
大使館側によると、米国の輸入禁止措置により、世界のエネルギー市場では価格変動が起こり、合衆国の企業と消費者が真っ先にその影響を受けるという。この輸入禁止措置により、米国ではガソリン価格、電気代金、暖房費が上昇する模様。また、米国による圧力は政治的、経済的文脈であらゆる限界を超えていると大使館側は評価した。
アレクサンドル・ノヴァク露副首相によると、仮に世界各国がロシア産原油の輸入を完全に禁止した場合、
1バレルあたりの価格は300ドルを超え、世界経済にとって破滅的な状況になるるという。
一方、ホワイトハウスのジェン・サキ報道官はこの輸入禁止措置が米国市場に与える影響は長期的ではないと説明した。米国は戦略的石油備蓄からの放出に加え、代わりとなる輸出国との交渉を進めているという。2021年に米国がロシアから輸入した原油、及び石油製品は日量70万バレルとなっている。
サキ報道官によると、ウクライナでロシア軍が特殊軍事作戦を開始して以来、米国内ではガソリン価格が1ガロン(3.785リットル)あたり75セント上昇したという。