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極圏の氷、18年間で3分の1が融解
極圏の氷、18年間で3分の1が融解
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米国のカリフォルニア工科大学とワシントン大学シアトル校の科学者たちは、地球温暖化による北極の氷の融解を推定した。 2022年3月18日, Sputnik 日本
2022-03-18T10:55+0900
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GeophysicalResearchLettersに掲載された研究によると、北極海の冬の海氷の3分の1が溶けた。 研究チームはICESat-2およびCryoSat-2衛星観測システムからのデータを分析し、2018年10月から2021年4月までの北極海の海氷の深さ、厚さおよび体積の月ごとの変化を測定した。3年間で、4月の平均積雪深は2.5センチ減少し、氷の厚さは0.28メートル減少した。これは、約12.5%の体積の損失に相当する。 同時に、2021年の多年氷の薄化は、一年氷の薄化よりも速い速度(0.5メートルまたは16.1%)で進んでいた。ICESatの打ち上げから18年間にわたって収集された衛星データによると、多年氷の減少により、北極の冬の氷が約6000立方キロ、つまり体積の3分の1が失われた。関連ニュース
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極圏の氷、18年間で3分の1が融解
米国のカリフォルニア工科大学とワシントン大学シアトル校の科学者たちは、地球温暖化による北極の氷の融解を推定した。
GeophysicalResearchLettersに掲載された研究によると、北極海の冬の海氷の3分の1が溶けた。 研究チームはICESat-2およびCryoSat-2衛星観測システムからのデータを分析し、2018年10月から2021年4月までの北極海の海氷の深さ、厚さおよび体積の月ごとの変化を測定した。
3年間で、4月の平均積雪深は2.5センチ減少し、氷の厚さは0.28メートル減少した。これは、約12.5%の体積の損失に相当する。
同時に、2021年の多年氷の薄化は、一年氷の薄化よりも速い速度(0.5メートルまたは16.1%)で進んでいた。
ICESatの打ち上げから18年間にわたって収集された衛星データによると、多年氷の減少により、北極の冬の氷が約6000立方キロ、つまり体積の3分の1が失われた。