https://sputniknews.jp/20220321/10406847.html
宇宙空間で人間は呼吸できる 鍵となるのはバクテリア
宇宙空間で人間は呼吸できる 鍵となるのはバクテリア
Sputnik 日本
二酸化炭素を吸収して酸素に変えることができるシアノバクテリア(藍藻 )が、宇宙での生物に有用になりうると、専門家らの注目を集めている。ザ・サン紙が報じた。 2022年3月21日, Sputnik 日本
2022-03-21T02:03+0900
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宇宙旅行が難しい理由のひとつが酸素不足という人体に過酷な環境。この酸素不足の問題を解決する鍵になるとされているのが炭素から酸素を生成することのできるシアノバクテリア。研究論文で執筆者らは人間が宇宙で呼吸する可能性について説明している。専門家は、これらのバクテリアが火星の植民地化の際に役立つと注目している。宇宙生物学者のシプリアン・ヴェルソー氏は「シアノバクテリアは、火星の大気中の低圧ガスを炭素と窒素の供給源として利用することができる」と説明している。実験によって、シアノバクテリアは理論上は火星の環境下で増殖できることが証明された。また、シアノバクテリアは地球では非常に過酷な環境に生息しているため、火星でも生存が可能ではないかと期待されている。ヴェルソー氏は「シアノバクテリアは、火星の塵に含まれる水分の中でも増殖する能力を無くさなかったことから、火星でも他の微生物の餌として利用できると考えられる」と指摘する。関連ニュース
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宇宙空間で人間は呼吸できる 鍵となるのはバクテリア
二酸化炭素を吸収して酸素に変えることができるシアノバクテリア(藍藻 )が、宇宙での生物に有用になりうると、専門家らの注目を集めている。ザ・サン紙が報じた。
宇宙旅行が難しい理由のひとつが酸素不足という人体に過酷な環境。この酸素不足の問題を解決する鍵になるとされているのが炭素から酸素を生成することのできるシアノバクテリア。研究論文で執筆者らは人間が宇宙で呼吸する可能性について説明している。
専門家は、これらのバクテリアが火星の植民地化の際に役立つと注目している。宇宙生物学者のシプリアン・ヴェルソー氏は「シアノバクテリアは、火星の大気中の低圧ガスを炭素と窒素の供給源として利用することができる」と説明している。
実験によって、シアノバクテリアは理論上は火星の環境下で増殖できることが証明された。また、シアノバクテリアは地球では非常に過酷な環境に生息しているため、火星でも生存が可能ではないかと期待されている。ヴェルソー氏は「シアノバクテリアは、火星の塵に含まれる水分の中でも増殖する能力を無くさなかったことから、火星でも他の微生物の餌として利用できると考えられる」と指摘する。