ポーランド政府、ロシア財閥の資産押収を検討
2022年3月21日, 11:05 (更新: 2022年4月27日, 22:56)
© Sputnik / Alexei Vitvitskyマテウシュ・モラヴェツキ首相
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ポーランド政府はロシア系新興財閥(オリガルヒ)の資産を押収する用意がある。マテウシュ・モラヴェツキ首相が週刊誌「フプロスト」の取材に応じた中で発言した。
モラヴェツキ首相は取材の中で次のように発言した。
少ないとはいえ、(オリガルヒが所有する)そうした資産が我々の元にもある。我々の憲法では私有財産との関連で、そうした行為を規制する項目がある一方で、イタリアはロシアのオリガルヒが所有するヨットを押収している以上、我々の国内で同様の行為が不可能である現状に疑問を抱くポーランド人は増える一方だ。
首相によると、政府は然るべき法的変更を行うことで、オリガルヒの資産押収を可能にする策を検討しており、下院ではこれに向けた動きが進むという。首相は野党の代表と21日に会談し、この方針について協議する見通し。
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