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米国、北朝鮮に対する制裁の強化を支持 ICBM発射を受け=米国連大使
米国、北朝鮮に対する制裁の強化を支持 ICBM発射を受け=米国連大使
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北朝鮮による新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を受け、25日に国連安全保障理事会で緊急会合が開催された。米国のリンダ・トーマス・グリーンフィールド国連大使は、米国は北朝鮮に対する制裁の強化を支持しており、今こそこうした措置を講じるべき時だと表明した。 2022年3月26日, Sputnik 日本
2022-03-26T09:04+0900
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トーマス・グリーンフィールド大使は「今は制裁を停止する時ではなく、むしろ今こそ制裁を適用する時だ。米国はすべての加盟国に対し、国連安保理決議を完全に遵守するよう呼びかける」と述べた。そして「北朝鮮の危険な挑発行為が高まっているため、米国は制裁体制の刷新および強化のための国連安保理決議案を提出する」と明らかにした。また、「我々が満場一致で採択した(北朝鮮に関する)国連安保理決議2397では、北朝鮮がICBMを発射した場合、さらなる制裁措置を講じることを決定した。まさにこれが起こった。だからこそ、今その措置を講じる時だ。今こそ制裁措置について重要な刷新を行う時だ」と主張した。その上で、トーマス・グリーンフィールド大使は、すべての理事国に対し「非核化という共通の目標を達成するために、決議案に関する交渉に対し建設的に取り組む」よう求めた。さらに、これは二国間または地域的な問題ではなく、「我々全員にとっての問題だ」と指摘した。北朝鮮は25日午前、24日のミサイル発射について、新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17」の発射実験を実施したと発表した。北朝鮮によるミサイル発射は2022年に入ってからこれで12回目。日本の防衛省によると、発射された弾道ミサイルは過去最高となる約71分間飛翔し、飛行距離は約1100キロメートル、最高高度も過去最高となる6000キロメートル超えと推定されている。これは、2017年に発射された「火星15」の性能をはるかに上回っている。「火星15」の飛翔時間は53分、最高高度は4000キロメートルだった。関連ニュース
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米国、北朝鮮に対する制裁の強化を支持 ICBM発射を受け=米国連大使
2022年3月26日, 09:04 (更新: 2022年3月26日, 15:43) 北朝鮮による新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を受け、25日に国連安全保障理事会で緊急会合が開催された。米国のリンダ・トーマス・グリーンフィールド国連大使は、米国は北朝鮮に対する制裁の強化を支持しており、今こそこうした措置を講じるべき時だと表明した。
トーマス・グリーンフィールド大使は「今は制裁を停止する時ではなく、むしろ今こそ制裁を適用する時だ。米国はすべての加盟国に対し、国連安保理決議を完全に遵守するよう呼びかける」と述べた。そして「北朝鮮の危険な挑発行為が高まっているため、米国は制裁体制の刷新および強化のための国連安保理決議案を提出する」と明らかにした。
また、「我々が満場一致で採択した(北朝鮮に関する)国連安保理決議2397では、北朝鮮がICBMを発射した場合、さらなる制裁措置を講じることを決定した。まさにこれが起こった。だからこそ、今その措置を講じる時だ。今こそ制裁措置について重要な刷新を行う時だ」と主張した。
その上で、トーマス・グリーンフィールド大使は、すべての理事国に対し「非核化という共通の目標を達成するために、決議案に関する交渉に対し建設的に取り組む」よう求めた。さらに、これは二国間または地域的な問題ではなく、「我々全員にとっての問題だ」と指摘した。
北朝鮮は25日午前、24日のミサイル発射について、新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17」の発射実験を実施したと
発表した。北朝鮮によるミサイル発射は2022年に入ってからこれで12回目。
日本の防衛省
によると、発射された弾道ミサイルは過去最高となる約71分間飛翔し、飛行距離は約1100キロメートル、最高高度も過去最高となる6000キロメートル超えと推定されている。これは、2017年に発射された「火星15」の性能をはるかに上回っている。「火星15」の飛翔時間は53分、最高高度は4000キロメートルだった。