北海道札幌 生態調査中の男性2人がクマに襲われる

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日本の北海道札幌市西区の山道で31日、男性2人がクマに襲われケガを負う事件が発生した。2人は今月市内で目撃されたヒグマの調査に訪れていたという。日本のメディアが報じた。
HTB北海道ニュースによると31日午後2時半過ぎ、西区にある三角山で「クマに襲われた」と消防に通報が入った。
襲われたのは札幌市の委託先職員の男性2人。警察によると、2人は頭と右腕をそれぞれ噛まれたが、意識があり自力で下山。その後病院に搬送された。
札幌市では今月に入り、住民から「クマの巣穴がある」という通報が入っていた。これを受けて市職員や委託先職員ら5人が31日、巣穴の調査のため三角山を訪れていたという。
調査に同行した市担当者は当時の状況について「巣穴の中に近づいたらクマが出てきて襲われたと聞いている」と話している。クマはスプレーをかけると坂道に沿って逃走したという。

札幌市は、3つある登山口を閉鎖。ふもとには住宅街が広がっているため、警察は詳しい状況を調べるとともに、付近の住民に注意を呼びかけている。
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