日本 iPS角膜移植、安全性と有効性を確認 来年にも治験実施へ

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iPS角膜移植、安全性と有効性を確認 来年にも治験実施へ - Sputnik 日本, 1920, 04.04.2022
人工多能性幹細胞(iPS細胞)で作った目の角膜の移植手術を世界で初めて実施した日本の大阪大学などのグループは4日、患者4人のうち3人の視力が回復し、安全性と有効性を示す結果が得られたと発表した。グループは3-4年後の実用化を目指し、来年にも臨床実験(治験)を開始する見通し。日本のメディアが報じた。
大阪大学の西田幸二教授らのグループが4日、同大学で記者会見を開いて明らかにした。
移植手術を受けたのは、目の角膜が濁る難病「角膜上皮幹細胞疲弊症」で視力が著しく低下した30代から70代の4人の患者。健常者のiPS細胞から作ったシート状の角膜の組織を移植する手術で、2019年と2020年にそれぞれ2回、大阪大学医学部附属病院で行い、それぞれ手術後1年間、経過を観察した。
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その結果、4人のうち3人は日常生活に支障がない程度まで視力が向上。裸眼で0.04ほどだった視力が0.6まで改善した患者もおり、拒絶反応や感染症など重い副作用は確認されなかった。
西田教授は会見で「明確な効果を示すことができ、大きな意義のある結果だ。世界中の患者によりよい治療を届けられるよう今後、臨床試験を経て、速やかに実用化を目指したい」と話した。
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