上海でロボット犬が住民にコロナ対策を遵守するよう呼びかけ
2022年4月5日, 17:29 (更新: 2022年4月5日, 17:35)
サイン
上海の通りではロボット犬がスピーカーを使い、新型コロナへの安全措置について警告を行っている。中国メディアを引用しタイムズ紙が報じた。
背中にスピーカーが設置されたロボット犬が街中を動き回り、マスクを着用し、頻繁に手を洗い、体温を測るように住民に呼びかけている。
また、別の地域では、ロボット犬が次のような訴えを行っている。
「すぐに帰宅しないと法律に従って罰せられます」「あなたの行動はパンデミック対策に違反しています」
3月28日に新型コロナ感染が急拡大し、上海当局はこの2年でもっとも大規模なロックダウンを実施した。現在、多くの住民は、ゴミを出すためでも外出が許されていない。
この間、同市では全市民を対象に検査が実施され、2560万人超が受診した。2420万人のサンプルが処理され、1万3000人超が無症状キャリアであること、また、268人が症状を訴えていることが明らかとなった。
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