米・豪・英、極超音速兵器の開発で協力を開始
2022年4月6日, 10:19 (更新: 2022年4月6日, 10:20)
© AP Photo / Andrew HarnikAUKUSオンライン会談
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米国、英国、オーストラリアは5日、共同で声明を発表し、極超音速兵器や極超音速兵器を迎撃する兵器の開発をめぐり、新たに協力していくことで合意した。
米国、英国、オーストラリアは、2021年9月に創設が発表された新たな安全保障のパートナーシップ「AUKUS」の加盟国。
米ホワイトハウスの共同声明には「本日、極超音速兵器や極超音速兵器を迎撃する兵器、電子戦能力に関し、新たな3カ国協力を開始することで合意した。さらに、情報共有の拡大と防衛分野における先進技術開発の面での連携強化に合意した」と述べられている。
これらのイニシアチブは、サイバーセキュリティ、人工知能、量子技術、潜水機の分野における協力の進化に関し、3か国がすでに行っている取り組みを補完することが目的だと指摘されている。
声明では「上記の分野や他の重要な防衛および安全保障装備への取り組みを進めていく中で、同盟国や緊密な友好国との協力の機会を探す」としている。
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