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古代の人々は犬の表情が人間にもっとも近いことからペットに選んだ=研究報告

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パグ - Sputnik 日本, 1920, 08.04.2022
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今から3万3千年以上昔、人類は犬を飼い始めたが、その理由は、「愛らし」く、気持ちを通じ合うことができる目にあった。ピッツバーグにあるデュケイン大学医学部の学者らが行った研究を引用してCNNが報じた。
主任研究員のアンナ・ベロウズ氏は、「犬は、人間との相互の繫がりという点で、他の動物とは違っている。こうした関係は、馬や猫などの他の家畜との間では見られない、アイコンタクトによって示されている」と語った。
研究結果は、何千年もの試行錯誤の結果として、人間が「顔」の表情の形成に貢献したことを示唆してる。
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ベロウズ氏によれば、人々は自らの表情にもっとも似ている犬を選んだという。同氏は、「時間の経過とともに、犬の筋肉は『より速く』動くように進化し、そのことで、犬と人間の意思疎通がさらに深まった」と指摘した。
例えば、犬は遺伝的に「いとこ」にあたる狼よりも、顔の筋肉が「より早く伸縮する」ようになった。
2019年に行われたべロウズ氏と彼女のチームによる研究では、犬とは異なり、狼は「眉毛の内側」を上に引き上げる筋肉を持っていないことが判明した。研究チームのマディセン・オムステッド氏は、「犬はこの眉毛の動きによって、人が悲しんでいるときの表情を連想させる『子犬の目』のような表情を作り出し、人を惹きつけけ、気になる存在となった」と語った。
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