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宇宙人に向けた新たなメッセージの内容が明らかに
宇宙人に向けた新たなメッセージの内容が明らかに
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... 2022年4月10日, Sputnik 日本
2022-04-10T03:07+0900
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研究者らは、「ビーコン・イン・ザ・ギャラクシー」(銀河の中の灯台)と名付けられたこの新たなメッセージを、中国南部にある口径500メートル球面電波望遠鏡と北カリフォルニアにある42基のアンテナで運用されている電波望遠鏡から発信することにしている。メッセージはバイナリコードに変換された13のスライドで構成されている。地球に住む生命体によって準備された情報は、単純な文字の集合体で始まり、終わる。というのも、研究者らは、単純な数字で作られたシグナルであれば、宇宙人らが全体の電波の中から簡単に見つけ出すことができるからだと説明している。スライドの一部には、算法、素粒子物理学の基礎、水素原子スペクトル、地球でもっとも一般的な要素、DNA構造、男女の身体の構造、太陽系、地球の大陸や海洋の輪郭、その化学組成などが含まれており、メッセージの最後の部分には、主な球状星団に対する地球の座標が記されたスライドが加えられ、また地球人に返信ができるものとして2380メガヘルツの波長が示されている。「返信先」が宇宙に送られるのはこれが初めてだと研究者らは強調している。シグナルは、銀河の中心から1万3,000光年にある天の川の古い場所に送られることになっているが、研究者らは他でもないここに知的生命体が存在すると考えている。興味深いことに、1962年に人類史上初めて異星人にシグナルを送ったのはソ連の天体物理学者で、クリミアの長距離宇宙通信センターのレーダーから送られたメッセージは、モールス信号で、「平和」、「レーニン」、「ソ連」という3つの言葉が伝えられただけだった。しかしながら、すべての研究者らがSETIの研究者チームの実験を支持しているわけではない。一部の研究者らは、進化した地球外知的生命体が人類を敵視している可能性もあると指摘しており、結果的にこの新たなメッセージの送信は、社会の中での幅広い協議を行うまで延期されることになった。天の川銀河中心部で1,000本もの謎めいた「ひも」が見つかったというニュースは「スプートニク」の過去の記事よりお読みいただけます」。関連記事
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宇宙人に向けた新たなメッセージの内容が明らかに
SETI(地球外知的生命体の探索)で活動する米国、中国、英国、オランダの研究者チームが、異星の知的生命体に向けた新たな符号化(エンコード)メッセージを作成した。このメッセージは、1974年にプエルトリコにあるアレシボ電波望遠鏡から送られた前回のメッセージに較べ、何倍も幅広く、何倍も内容の濃いものになっている。コーネル大学のサイトで発表された。
研究者らは、
「ビーコン・イン・ザ・ギャラクシー」(銀河の中の灯台)と名付けられたこの新たなメッセージを、中国南部にある口径500メートル球面電波望遠鏡と北カリフォルニアにある42基のアンテナで運用されている電波望遠鏡から発信することにしている。メッセージはバイナリコードに変換された13のスライドで構成されている。
地球に住む生命体によって準備された情報は、単純な文字の集合体で始まり、終わる。というのも、研究者らは、単純な数字で作られたシグナルであれば、宇宙人らが全体の電波の中から簡単に見つけ出すことができるからだと説明している。
スライドの一部には、算法、素粒子物理学の基礎、水素原子スペクトル、地球でもっとも一般的な要素、DNA構造、男女の身体の構造、太陽系、地球の大陸や海洋の輪郭、その化学組成などが含まれており、メッセージの最後の部分には、主な球状星団に対する地球の座標が記されたスライドが加えられ、また地球人に返信ができるものとして2380メガヘルツの波長が示されている。「返信先」が宇宙に送られるのはこれが初めてだと研究者らは強調している。シグナルは、銀河の中心から1万3,000光年にある天の川の古い場所に送られることになっているが、研究者らは他でもないここに知的生命体が存在すると考えている。
興味深いことに、1962年に人類史上初めて異星人にシグナルを送ったのはソ連の天体物理学者で、クリミアの長距離宇宙通信センターのレーダーから送られたメッセージは、モールス信号で、「平和」、「レーニン」、「ソ連」という3つの言葉が伝えられただけだった。
しかしながら、すべての研究者らがSETIの研究者チームの実験を支持しているわけではない。一部の研究者らは、進化した地球外知的生命体が人類を敵視している可能性もあると指摘しており、結果的にこの新たなメッセージの送信は、社会の中での幅広い協議を行うまで延期されることになった。
天の川銀河中心部で1,000本もの謎めいた「ひも」が見つかったというニュースは「スプートニク」の過去の記事よりお読みいただけます」。