https://sputniknews.jp/20220411/10588170.html

軽症のコロナウイルスでも脳に影響　米テュレーン大学

軽症のコロナウイルスでも脳に影響　米テュレーン大学

Sputnik 日本

米テュレーン大学は、コロナウイルス感染症が軽症の場合、身体の多数の箇所に炎症と軽症の出血を引き起こすことがあると発表した。同大学の広報部が明らかにした。 2022年4月11日, Sputnik 日本

2022-04-11T06:00+0900

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この研究はサルを対象に行われたが、サルにはCOVID-19が重症化しなかったので、生物学者は身体に大きな副作用がでるとは期待していなかった。ところがSARS-CoV-2が体内に侵入すると、急性呼吸器症状のなかったサルでもウイルスの影響で炎症・出血の病巣が多く発生することがわかった。こうした効果は、被験対象の2グループのサルのうち半数以上で観察された。サルには 神経細胞が広範囲に死滅し、脳の部位によっては低酸素状態（Hypoxia）になるケースも認められた。テュレーン大学は、この現象によって病気の悪化時期に意識がもうろうとするなど、頭の中で起こる混乱やその他の障害の原因は説明がつくと指摘している。関連ニュース

https://sputniknews.jp/20220313/10353973.html

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