スリランカ当局 輸入医薬品の20%値上げを容認
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スリランカ国家医薬品規制庁は、同国の経済危機を背景に、医薬品の輸入業者に対し、輸入医薬品の価格を20%引き上げることを容認した。同国紙「コロンボ・ガゼット」が報じている。
これよりも前、スリランカ製薬工業会議所は、現在規制されていない必須医薬品を市場に継続的に供給するために価格を調整するよう政治家に要請していた。
同国は現在、1948年の独立以来最悪の経済危機を経験している。新型コロナウイルスのパンデミックにより観光客の入国は制限され外貨が不足。その結果、燃料を十分に調達できない事態になっている。新型コロナウイルスの流行は、同国の重要な外貨獲得源である観光業に打撃を与えている。
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