ウクライナ危機はグローバル経済に大きく影響=ホワイトハウス
2022年4月20日, 09:43 (更新: 2022年4月27日, 22:57)
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ウクライナ危機はグローバル経済に大きく影響する。中でも、米国経済は規模が大きいことから、その影響を他国よりも強く受ける。ホワイトハウスのジェン・サキ報道官が表明した。
サキ報道官は19日のオーディオ・ブリーフィングの中で、ウクライナ危機はグローバル経済、原油市場に大きく影響すると指摘した。特にこの情勢が米国経済に与える影響は甚大だという。サキ報道官はIMF(国際通貨基金)が発表した各国の経済成長の見通しについてコメントした中で、米国経済は規模が大きいことから、その影響は他国よりも深刻になると説明した。
Here's the key #IMF table from the just-issued World Economic Outlook.
— Mohamed A. El-Erian (@elerianm) April 19, 2022
"Global growth is projected to slow from an estimated 6.1 percent in 2021 to 3.6 percent in 2022 and 2023. This is 0.8 and 0.2 percentage points lower for 2022 and 2023 than projected in January."#economy pic.twitter.com/iVcYpKAZSD
なおバイデン大統領は19日に同盟国の首脳らとビデオ形式で会談を行い、ウクライナに対する追加軍事支援について検討を行ったほか、対露制裁についても意見交換を行い、新たな制裁案を今週中にも発表するという。西側諸国はロシア産原油に対する規制を更に強化する見通し。
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