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中国とナチス・ドイツの同一視は不快=中国外務省
中国とナチス・ドイツの同一視は不快=中国外務省
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中国外務省の汪文斌報道官は26日、オーストラリアのダットン国防相が中国とナチス・ドイツを同一視したことについて、「不快な発言」と批判し、この「狂った発言」は中国の中傷と戦争のプロパガンダを目的としていると述べた。 2022年4月26日, Sputnik 日本
2022-04-26T19:30+0900
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汪報道官は26日のブリーフィングで、最近オーストラリアのダットン国防相が中国と「野心的なナチス・ドイツ」を同一視したことについてコメントし、「一部の政治家は打算的な政治目的のために狂った発言をして戦争をプロパガンダし、中国を中傷している」と述べ、「中国国民とその他のすべての国際社会は、このような不快な発言の背後に(何が隠れているのか)をよく理解している」と指摘した。これに先立ち、ダットン国防相は9Newsの番組で、地域の紛争にも備えるよう呼びかけた。「平和を維持する唯一の方法は、戦争に備えて強い国になり、縮こまったり、膝を屈したり、弱くならないことだ。これが今日の現実だ。地域で(軍事)紛争が起こる可能性は高く、紛争がない現在の状態が永遠に続くなどと考えるべきではない」またダットン氏は、中国とソロモン諸島が安全保障協定を締結したことについて、地域全体に危険をつくりだし、軍事紛争の可能性を高めると指摘した。中国とソロモン諸島の安全保障協定協定をめぐっては先月24日、草案とされる文書が流出した。文書によると、署名後に中国はソロモン諸島領内で常時的な軍事任務を持ち、軍事基地を建設することができ、これにより地域における中国の立場が大幅に強化される。中国の汪文斌報道官は今月19日、中国とソロモン諸島がすでに安全保障協定に署名したことを発表した。オーストラリアでは協定締結について、同国にとって第2次世界大戦以降で最大の太平洋地域における外交的失敗だと指摘された。ソロモン諸島は、人口70万人弱の太平洋の島国。2019年に台湾と外交関係を断絶し、親中路線をとった。関連ニュース
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中国とナチス・ドイツの同一視は不快=中国外務省
中国外務省の汪文斌報道官は26日、オーストラリアのダットン国防相が中国とナチス・ドイツを同一視したことについて、「不快な発言」と批判し、この「狂った発言」は中国の中傷と戦争のプロパガンダを目的としていると述べた。
汪報道官は26日のブリーフィングで、最近オーストラリアのダットン国防相が中国と「野心的なナチス・ドイツ」を同一視したことについてコメントし、「一部の政治家は打算的な政治目的のために狂った発言をして戦争をプロパガンダし、中国を中傷している」と述べ、「中国国民とその他のすべての国際社会は、このような不快な発言の背後に(何が隠れているのか)をよく理解している」と指摘した。
これに先立ち、ダットン国防相は9Newsの番組で、地域の紛争にも備えるよう呼びかけた。
「平和を維持する唯一の方法は、戦争に備えて強い国になり、縮こまったり、膝を屈したり、弱くならないことだ。これが今日の現実だ。地域で(軍事)紛争が起こる可能性は高く、紛争がない現在の状態が永遠に続くなどと考えるべきではない」
またダットン氏は、中国とソロモン諸島が安全保障協定を締結したことについて、地域全体に危険をつくりだし、軍事紛争の可能性を高めると指摘した。
協定をめぐっては先月24日、草案とされる文書が流出した。文書によると、署名後に中国はソロモン諸島領内で常時的な軍事任務を持ち、軍事基地を建設することができ、これにより地域における中国の立場が大幅に強化される。
中国の汪文斌報道官は今月19日、
中国とソロモン諸島がすでに安全保障協定に署名したことを発表した。
オーストラリアでは協定締結について、同国にとって第2次世界大戦以降で最大の太平洋地域における外交的失敗だと指摘された。
ソロモン諸島は、人口70万人弱の太平洋の島国。2019年に台湾と外交関係を断絶し、親中路線をとった。