https://sputniknews.jp/20220427/2-10727376.html
ワクチン2回ではウイルス量減らず、オミクロン株=東大
ワクチン2回ではウイルス量減らず、オミクロン株=東大
Sputnik 日本
新型コロナウイルスのオミクロン株について、既存のメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンの2回接種では肺や鼻のウイルス量を30~50分の1しか減らせないことをハムスターの実験で確認したと、東京大などの研究者が26日発表した。日本メディアが伝えている。 2022年4月27日, Sputnik 日本
2022-04-27T03:49+0900
2022-04-27T03:49+0900
2022-04-27T03:49+0900
新型コロナウイルス
新型コロナウイルス
研究
国内
医療
ワクチン
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e5/05/1a/8411412_0:185:2985:1864_1920x0_80_0_0_4da73f66dd340787f242ba2d67114dd8.jpg
研究結果は米科学誌「Cell Reports」に掲載されている。産経新聞によると、研究者らは、モデルナ社製mRNAワクチンの接種から7カ月が経過したハムスターに、従来株かオミクロン株をそれぞれ感染させ、肺と鼻のウイルス量を調査。その結果、未接種での感染と比べ、従来株への感染では、1回接種で100分の1、2回接種で10万分の1に肺と鼻のウイルス量が減った。一方、オミクロン株への感染では1回接種では目立った効果はみられず、2回接種でも肺で50分の1、鼻で30分の1程度しかウイルス量を抑えられなかったという。 研究者らは「今後も出現してくるであろう変異ウイルスに対して、幅広く対応できる免疫を長期間に渡って誘導できるワクチンの開発が必要だ」と指摘している。関連ニュース
https://sputniknews.jp/20220426/10720665.html
国内
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
2022
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
ニュース
jp_JP
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e5/05/1a/8411412_127:0:2858:2048_1920x0_80_0_0_1e72efe73b94bb8d7f2536c595663a99.jpgSputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
新型コロナウイルス, 研究, 国内, 医療, ワクチン
新型コロナウイルス, 研究, 国内, 医療, ワクチン
ワクチン2回ではウイルス量減らず、オミクロン株=東大
新型コロナウイルスのオミクロン株について、既存のメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンの2回接種では肺や鼻のウイルス量を30~50分の1しか減らせないことをハムスターの実験で確認したと、東京大などの研究者が26日発表した。日本メディアが伝えている。
研究結果は米科学誌「Cell Reports」に掲載されている。
産経新聞によると、研究者らは、モデルナ社製mRNAワクチンの接種から7カ月が経過したハムスターに、従来株かオミクロン株をそれぞれ感染させ、肺と鼻のウイルス量を
調査。
その結果、未接種での感染と比べ、従来株への感染では、1回接種で100分の1、2回接種で10万分の1に肺と鼻のウイルス量が減った。一方、オミクロン株への感染では1回接種では目立った効果はみられず、2回接種でも肺で50分の1、鼻で30分の1程度しかウイルス量を抑えられなかったという。
研究者らは「今後も出現してくるであろう変異ウイルスに対して、幅広く対応できる免疫を長期間に渡って誘導できるワクチンの開発が必要だ」と指摘している。