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物理学者、タイムトラベルは可能と発表

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時計 - Sputnik 日本, 1920, 03.05.2022
カナダの物理学者が、並行時間軸でのタイムトラベルに関する仮説を発表した。この研究をまとめた論文が、学術誌「SciPost Physics Lecture Notes」に掲載されている。
カナダのウォータールーにある理論物理学研究所のバラク・ショシャニ氏(物理学)は、タイムトラベルは可能だが、それはトラベラーが並行時間軸を移動する場合に限られると結論付けている。この場合、解決すべき問題は2つだけ。
エキゾチック物質
物理法則によれば、タイムマシンを動かすにはエキゾチック物質、つまり負のエネルギーを持つ物質が必要だという。この物質は、量子力学の観点から理論的には作ることができるが、その量はごくわずか。しかし、ショシャニ氏はタイムトラベルに必要な量のエキゾチック物質を生産できないという証拠もないと指摘している。つまり、エキゾチック物質の問題は、理論的に解決できるのだ。
タイムパラドックス
タイムトラベルは、タイムパラドックスが起こるため不可能だといわれている。トラベラーは過去に行くと、自発的または非自発的にその後の出来事に手を加えてしまい、その結果、未来を変えてしまう。これが、タイムパラドックス。この場合、この新しい未来ではタイムトラベルができなくなる。もちろん、タイムパラドックスは理論的にも検証はできていない。
パラレルワールド
同氏は、米国の物理学者ヒュー・エヴェレット3世が提唱した「多世界解釈」という仮説を用いてタイムパラドックスへの解決策を提案している。エバレットは、量子力学の法則に基づき、同じ自然法則を持つパラレルワールドが大量に存在し、それらが異なる量子状態にあると仮定している。つまり、タイムトラベラーは過去に行くことができるが、行き先はパラレルなタイムラインであり、元いたタイムラインの出来事は変わらないままなので、したいことはすべてできるという。
ショシャニ氏は現在、学生たちと共に一般相対性理論と完全に互換性のあるタイムトラベルの理論に取り組んでいる。
多くの研究者がファンタジーだと受けとめられている問題を解決すべく力を尽くしている。スプートニクは以前、アマゾン創設者のジェフ・ベゾス氏が不老不死のアイデアに熱中しており、アンチエイジングのスタートアップ「Alto Labs」に巨額を投資したと報じた。
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