IT・科学 - Sputnik 日本, 1920, 19.10.2021
IT・科学
SNSから最先端テクノロジーまで

食事の時間 ブラックホールが伴星を吸収する音を研究者たちが再現

© 写真 : Pixabay/ David Markブラックホール
ブラックホール - Sputnik 日本, 1920, 06.05.2022
サイン
マサチューセッツ工科大学の天文学者グループが、活動的なブラックホールが放射するX線のエコーを研究し、その研究結果を学術誌『アストロフィジカルジャーナル』に発表した。
研究者たちは、星を吸収する時に、ブラックホールのX線放射が増幅されることを発見した。この過程では発光が繰り返し発生する。
さらに研究者たちは、ブラックホールの発光時に発生するX線のエコー信号を音に変換し、これにより、ブラックホールが伴星を吸収する過程で発する音を記録することに成功した。
また、天文学者たちは、研究対象であるブラックホール周辺の環境をマッピングすることにも成功した。これにより、銀河の核内にある超巨大なブラックホールを含む、さまざまなサイズのブラックホールの動作原理をよりよく理解することができるようになる。
宇宙に打ち上げられたジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が2022年7月に機動を始めるが、それによって、研究者たちはさらに多くの情報を得ることができるようになる。4月末に反射鏡のピント合わせが完全に完了し、試験用画像が地球に送信されている。
関連記事
宇宙空間で人間は呼吸できる 鍵となるのはバクテリア
天の川銀河の中心部で、約1000本の謎めいた「ひも」が見つかる
ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала