「ピエロの顔」に「キャッツアイ」:宇宙で最も珍しい星雲
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5月7日、世界中の天文愛好家が「天文学の日」を祝う。この日は1年に春と秋の2回存在し、「春の天文学の日」は月相の最初の四半期に重なる4月中旬から5月中旬の土曜日に祝われている。
この日にちなんで、宇宙の珍しい星雲の数々をスプートニクがご紹介。

りゅう座にある惑星状星雲「キャッツアイ星雲 (NGC 6543)」。天体の中で最も複雑構造をもつ星雲として知られる

いて座にある惑星状星雲「NGC 6537」。赤い蜘蛛星雲とも呼ばれる。中央にある高温の恒星が吹き出す風によって、高さ1000億キロメートルの高さの波が発生している

オリオン座にある「馬頭星雲(ばとうせいうん、IC434)」。馬の頭に似ていることで有名

みずがめ座にある惑星状星雲「らせん星雲(NGC 7293)」。「神の目」とも呼ばれる

オリオン座にある「炎星雲(NGC 2024)」。画像中央下に「反射星雲(NGC2023)」が、右下に「馬頭星雲(IC434)」の輝きが映る

ふたご座にある惑星状星雲「エスキモー星雲(NGC2392)」。太陽に似た質量の恒星の残骸とされている

カシオペア座の散光星雲「ソール星雲(IC1848)」。横たわった胎児のように見えることから、別名「胎児星雲」とも呼ばれる

さそり座にある双極性の惑星状星雲「NGC 6302」。別米「バタフライ星雲」とも呼ばれる

おおぐま座にある惑星状星雲「ふくろう星雲(NGC 3587)」。

地球から約8000光年の位置にある若い惑星状星雲「砂時計星雲(MyCn18)」。砂時計の形をしていることから命名。
