ロシア沿海地方の税関、押収した日本の古銭や竜騎兵サーベルの一部などを博物館に寄贈

© 写真 : Press service of DVTU押収した日本の古銭、記念バッジ、竜騎兵サーベルの刃の一部
押収した日本の古銭、記念バッジ、竜騎兵サーベルの刃の一部 - Sputnik 日本, 1920, 12.05.2022
サイン
ロシアの極東税関局は12日、V.K.アルセニエフ極東歴史博物館に船員や郵便物から押収した日本の古銭、記念バッジ、竜騎兵サーベルの刃の一部を寄贈したと発表した。
税関局によると、1879年に鋳造された1円銀貨は、日本から到着した船の乗組員からウラジオストクの税関職員が押収した。1955年にスイスで開催されたピストル射撃競技大会の記念バッジは、ウラジオストクの住民が日本に送る予定だった国際郵便物の中から税関職員が見つけた。
1881年~1909年の竜騎兵サーベルのサンプルの刃の一部は、ロシア人がポーランドに宛てた小包から極東機動税関の職員が発見した。
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博物館の上級学芸員によると、博物館に寄贈されたサーベルの一部は19世紀初頭にロシア帝国軍で使用されていたもので、赤軍の部隊でも使われていた。今でも刃は立っているという。
日本の古銭も関心を呼んでいる。押収された1円銀貨は刻印がはっきり見え、中国でも使用されていた可能性があるとされる。中国人は自分たちの硬貨をつくることができなかったため、近隣諸国の硬貨を手に入れて刻印していたという。
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