https://sputniknews.jp/20220515/50-11261393.html
過去50年間で最悪のエネルギー危機、ガソリン価格が史上最高値を更新=米石油ガス協会トップ
過去50年間で最悪のエネルギー危機、ガソリン価格が史上最高値を更新=米石油ガス協会トップ
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米国では過去50年間で最悪となるエネルギー危機が発生しているものの、現政権にはこの状況を解決する上での戦略がない。米石油ガス協会のティム・スチュワート会長が発言した。 2022年5月15日, Sputnik 日本
2022-05-15T08:27+0900
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スチュワート会長はFOXニュースの取材に応じた中で、「我々は過去50年間で最も厳しいエネルギー危機の中にある」と発言した。会長によると、ガソリン価格は記録的に高騰している一方、備蓄は「記録的に少ない」という。現政権にはこの危機を脱却する上での明確な戦略が欠けているとしたうえで、「彼らが採用するすべての政策はこの問題を解決しようという我々にとっては矛盾する内容となっている」と批判した。米政府はガソリン価格の押さえ込みを目指しているものの、14日には最高値を更新した。ガソリン価格が最も高騰しているのは西部カリフォルニア州で、1ガロン(約3.8リットル)あたり5.926ドルとなっている。政府は燃料高騰を「プーチン高騰」と及び、ロシア産原油の禁輸措置による影響と説明している。ガソリンの全国平均価格は1ガロンあたり4.452ドルとなっている。一方、1年前は3.039ドルから3.160ドルで推移していた。関連ニュース
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米国では過去50年間で最悪となるエネルギー危機が発生しているものの、現政権にはこの状況を解決する上での戦略がない。米石油ガス協会のティム・スチュワート会長が発言した。
スチュワート会長はFOXニュースの取材に応じた中で、「我々は過去50年間で最も厳しいエネルギー危機の中にある」と発言した。
会長によると、ガソリン価格は記録的に高騰している一方、備蓄は「記録的に少ない」という。現政権にはこの危機を脱却する上での明確な戦略が欠けているとしたうえで、「彼らが採用するすべての政策はこの問題を解決しようという我々にとっては矛盾する内容となっている」と批判した。
米政府はガソリン価格の押さえ込みを目指しているものの、14日には最高値を更新した。ガソリン価格が最も高騰しているのは西部カリフォルニア州で、1ガロン(約3.8リットル)あたり5.926ドルとなっている。政府は燃料高騰を「プーチン高騰」と及び、ロシア産原油の禁輸措置による影響と説明している。
ガソリンの全国平均価格は1ガロンあたり4.452ドルとなっている。一方、1年前は3.039ドルから3.160ドルで推移していた。