ウクライナ、欧州へ小麦を輸出
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ウクライナは、自国が穀物不足に陥るおそれがあるにもかかわらず、貯蔵庫から小麦の備蓄を欧州へ輸出している。ウクライナの港湾都市オデッサの港の元従業員が、リア・ノーヴォスチ通信に伝えた。
「オデッサ港の限られた操業では、大量の穀物を海上輸送で輸出することはできない。欧州連合(EU)の圧力を受けて、レニ港とイズマイル港を経由する代替ルートが策定され、そこからドナウ川でさらに先へ運ばれている。今年は収穫が打撃を受けるという現実的な見通しを考慮した場合、ウクライナ国内そのもので小麦が不足する現実的な脅威があるにもかかわらず、これは行われている」
消息筋によると、オデッサ港には2月24日まで20万トン以上の小麦があった。
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