不妊の男性は乳がんリスクが2倍=英研究
サイン
不妊症の男性は乳腺のがんになるリスクが通常の2倍高いことが、英国のがん研究所によって明らかになった。研究内容は医療専門誌「Breast Cancer Research」に掲載されている。
研究では、2005~2017年に乳がんと診断された80歳までの1998人の男性と、比較対象となる1597人のデータと引き合わせた。その結果、不妊症の男性は子供がいる男性と比べ、乳がんとなるリスクが2倍高いという結果が出た。子供のいない男性は1.5倍高かった。
研究者らによると、乳がんと男性不妊の関連の理由は明らかになっていないが、今後さらに研究を進めこの関連性を証明し、裏に潜む基礎的な要素を解明する必要があるとしている。
関連ニュース