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トルコと米国がフィンランドとスウェーデンのNATO加盟承認を巡り交渉、「良い会談だった」=土外相
トルコと米国がフィンランドとスウェーデンのNATO加盟承認を巡り交渉、「良い会談だった」=土外相
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トルコと米国の外相会談が行われた。トルコのメヴリュット・チャヴシュオール外相は会談後、記者団に対し「良い会談だった」と発言した。 2022年5月19日, Sputnik 日本
2022-05-19T08:17+0900
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トルコと米国の外相会談はスウェーデンとフィンランドによるNATO(北大西洋条約機構)への加盟申請をトルコが阻止したことを受け、18日にニューヨークで開催された。国務省によると、この会談は米国とトルコの戦略的メカニズムの枠組みで開催され、NATOのパートナー国、同盟国としての緊密な協力関係が確認された。会談では国防、テロ対策、エネルギー安全保障、食料安全保障、気候変動、貿易関係の分野で協力関係を拡大するための具体的な措置について検討が行われた。また国務省のプレス・リリースには、「ロシアが進める受け入れがたい戦争」に直面したウクライナの主権と領土保全に対する支持を両外相が確認し、この「戦争終結」のための解決手段を模索したと記されている。フィンランドとスウェーデンのNATO加盟申請について国務省は言及していないものの、米国政府はトルコ側を説得し、NATO加盟に対する支持を得られると確信している模様。一方、トルコのチャヴシュオール外相は記者団に対し、「良い会談を行った」と発言した。トルコ側はNATO加盟を巡るスウェーデンとフィンランドの懸念について理解しているとしつつ、トルコ側の懸念も考慮する必要があると主張している。チャヴシュオール外相はトルコのテレビ局、A Haberの取材に応じた中で、「我々はスウェーデンとフィンランドのNATO加盟をめぐる懸念を理解しているものの、安全保障に関するトルコ側の懸念も考慮する必要がある」と発言した。またトルコ外相はスター紙の取材に応じた中で、ウクライナ情勢はトルコと米国の密接な協力関係が必要不可欠であることを再び証明した、と発言した。その上でトルコ側は両国の首脳会談が計画されていることを明らかにした。首脳会談では、二国間関係に生じた問題の検討が行われる見通し。トルコ外相によると、米国製の新型戦闘機F-16の供給に関する交渉は「積極的に進んでいる」という。ジョー・バイデン大統領はフィンランドとスウェーデンの加盟について、トルコとの交渉は「上手くいく」と発言した。ただし、トルコ側が指摘した首脳会談について、「トルコに行くつもりはない」とコメントした。またトルコがスウェーデンとフィンランドの加盟承認と引き換えに提示している条件について、米国防総省のジョン・カービー報道官はブリーフィングの中で、「このリストの正確性は断言できない」と発言した。関連ニュース
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トルコと米国がフィンランドとスウェーデンのNATO加盟承認を巡り交渉、「良い会談だった」=土外相
2022年5月19日, 08:17 (更新: 2022年5月19日, 08:22) トルコと米国の外相会談が行われた。トルコのメヴリュット・チャヴシュオール外相は会談後、記者団に対し「良い会談だった」と発言した。
トルコと米国の外相会談はスウェーデンとフィンランドによるNATO(北大西洋条約機構)への加盟申請を
トルコが阻止したことを受け、18日にニューヨークで開催された。
国務省によると、この会談は米国とトルコの戦略的メカニズムの枠組みで開催され、NATOのパートナー国、同盟国としての緊密な協力関係が確認された。会談では国防、テロ対策、エネルギー安全保障、食料安全保障、気候変動、貿易関係の分野で協力関係を拡大するための具体的な措置について検討が行われた。
また国務省のプレス・リリースには、「ロシアが進める受け入れがたい戦争」に直面したウクライナの主権と領土保全に対する支持を両外相が確認し、この「戦争終結」のための解決手段を模索したと記されている。フィンランドとスウェーデンのNATO加盟申請について国務省は言及していないものの、米国政府はトルコ側を説得し、NATO加盟に対する支持を得られると確信している模様。
一方、トルコのチャヴシュオール外相は記者団に対し、「良い会談を行った」と発言した。トルコ側はNATO加盟を巡るスウェーデンとフィンランドの懸念について理解しているとしつつ、トルコ側の懸念も考慮する必要があると主張している。チャヴシュオール外相はトルコのテレビ局、A Haberの取材に応じた中で、「我々はスウェーデンとフィンランドのNATO加盟をめぐる懸念を理解しているものの、安全保障に関するトルコ側の懸念も考慮する必要がある」と発言した。
またトルコ外相はスター紙の取材に応じた中で、ウクライナ情勢はトルコと米国の密接な協力関係が必要不可欠であることを再び証明した、と発言した。
「これは我々だけではなく、我々の友好国や同盟国にも関係することだ。我々の地域だけではなく、世界中がそうである」
その上でトルコ側は両国の首脳会談が計画されていることを明らかにした。首脳会談では、二国間関係に生じた問題の検討が行われる見通し。トルコ外相によると、米国製の新型戦闘機F-16の供給に関する交渉は「積極的に進んでいる」という。
ジョー・バイデン大統領はフィンランドとスウェーデンの加盟について、トルコとの交渉は「上手くいく」と発言した。ただし、トルコ側が指摘した首脳会談について、「トルコに行くつもりはない」とコメントした。
またトルコがスウェーデンとフィンランドの加盟承認と引き換えに提示している条件について、米国防総省のジョン・カービー報道官はブリーフィングの中で、「このリストの正確性は断言できない」と発言した。