日本・観光船沈没事故 「KAZU1」の現場検証、社長も立ち会い

© 写真 : FNNプライムオンライン/YouTube「KAZU1」の引き揚げの様子を伝える日本の報道
「KAZU1」の引き揚げの様子を伝える日本の報道 - Sputnik 日本, 1920, 28.05.2022
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北海道知床沖の観光船沈没事故で、日本の海上保安庁などは28日、引き揚げられた「KAZU1」の船体の現場検証を行った。運行会社「知床遊覧船」の桂田精一社長も立ち会った。日本の各メディアが伝えている。
北海道放送などによると、海上保安庁は業務上過失致死容疑で26日に引き揚げられた「KAZU1」を押収。28日午後には桂田社長の立ち会いのもと、網走港に係留されている船体の現場検証を行った。検証には北海道警の鑑識係も入ったという。
沈没原因との関連は現段階では不明だが、これまでの潜水士らの調査で「KAZU1」の船底には3ケ所に穴が見つかっているという。船体は水抜きなどの作業が行われた後、本格的な原因究明や立件のため、6月1日にも陸揚げされるという。
ザハロワ報道官 - Sputnik 日本, 1920, 14.05.2022
日本の振る舞いに関わらず、ロシアは「KAZU1」の不明者捜索に協力=ザハロワ報道官
事故は4月23日に発生。乗員乗客26人のうち、これまでに14人の死亡が確認され、12人が行方不明となっている。さらに、5月にはロシア極東のクナシル島の海岸に不明者とみられる男女それぞれ1人の遺体が見つかっており、日本政府は露当局と情報を共有し身元の確認を行っている。
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