オーストラリアで生鮮野菜不足「サラダ危機」

© Fotolia / Praphollサラダ
サラダ - Sputnik 日本, 1920, 08.06.2022
サイン
オーストラリアの生鮮野菜卸売り業者らは、国内で「サラダ危機」が起きていると声を上げている。大雨に続く低温により、豪州の葉物野菜はほぼ全滅状態にあるという。現在、葉物野菜は通常の3倍から4倍の価格で販売されている。ABCテレビが8日に報じた。
ニューサウスウェールズ州商工会議所によると、同州の小売りへの生鮮野菜供給は8割削減し、レタスやサラダ菜などの葉物価格は、従来の3.5豪ドル(約333円)から一気に12豪ドル(約1147円)まで跳ね上がったという。
ファーストフードチェーンKFCのオーナーらは、近々ハンバーガーには、レタスに代わりキャベツが使用されると発表。同様の発表をサブウェイも行った。
肥料供給 - Sputnik 日本, 1920, 07.06.2022
国際的な肥料供給危機に直面する世界
Tik Tokにはスーパーマーケットで客が異なるレタスからそれぞれ一番いい葉をはぎ取り、商品ではなくくず野菜として「無料」で持ち去る動画。
専門家は豪住民に対し、ピーマンやホウレンソウ、タマネギ、きゅうり、キャベツ、ズッキーニ、インゲン、トマト、ブロッコリーなどあらゆる生鮮野菜不足に備えるよう警告している。
関連ニュース
エネルギー価格上昇が圧迫 安価なバナナが価格引き上げ フィリピンが日本に異例の申し入れへ
日本の食卓から生ハムが消える イタリアの豚熱で=NHK
ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала