サハリン住民、対日戦勝記念日の復活を提案
2022年6月10日, 19:26 (更新: 2022年6月10日, 19:43)
CC BY-SA 3.0 / Eugene Yakovenko / Yuzhno-Sakhalinsk, Sakhalin Oblast, Russiaサハリン
CC BY-SA 3.0 / Eugene Yakovenko / Yuzhno-Sakhalinsk, Sakhalin Oblast, Russia
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ロシア地理学協会サハリン支部長のセルゲイ・ポノマリョフ氏は、サハリンの住民は9月3日の「軍国主義日本に対する戦勝記念日」を復活させる案を大統領政権が支持することに期待していると述べた。
ポノマリョフ氏によると、ウクライナで特殊軍事作戦が開始され、日本が対露制裁の第一弾を発動した直後、特殊作戦に派遣された軍人や南サハリンとクリル諸島の解放者を含むサハリンの住民は、ロシア連邦大統領に、9月3日の「軍国主義日本に対する戦勝記念日」復活のイニシアチブをとることを提案した。
「この件に関する島民の訴えは、最近、臨界点に達した。2022年6月3日、ロシア連邦大統領府公共プロジェクト局長のセルゲイ・ノヴィコフ氏は、『9月3日-軍国主義日本に対する戦勝記念日及び第二次世界大戦の終結日』という呼び方を支持すると伝えた」
ポノマリョフ氏は、対日戦勝記念日として祝われている9月3日の記念日を正しい呼び方にするよう下院に提起する必要があるとの見方を示した。
ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は7日、露極東・南クリル諸島(日本側名称・北方領土)における露日間の漁業協力を停止すると発表した。 ロシアの極東連邦管区大統領全権代表のユーリ・トルトネフ副首相は10日、記者に対し、ロシア政府は、操業協定で定められた支払いを凍結していることから、クリル諸島周辺での日本の漁業権を剥奪すると語った。
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