ロシア下院議長、新G8に言及 露中印など

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ロシア下院のロゴジン議長 - Sputnik 日本, 1920, 11.06.2022
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露下院のボロジン議長は、ロシアに対し友好的な国による「新しいG8」の可能性に言及した。同氏は米国が対露制裁などによって新G8結成のための条件を自ら作り出していると指摘している。
ボロジン氏は自身のSNS上で次のように述べている。

「米国は自らの手で、ロシアと対等に対話し互恵的関係を築きたいと望む国々による、事実上の新たなG8結成の条件を作り出している」

ボロジン議長は日本を含む現在の主要7カ国(G7)の経済について、「対露制裁の負荷によって崩壊に瀕している」と主張。米国の2022年第1四半期の国内総生産(GDP)成長率は1.5ポイントのマイナスとなり、インフレ率は1981年以来最大の8.6パーセントに達したと指摘した。
日本国旗を持つ男性 - Sputnik 日本, 1920, 11.06.2022
日本の神経質な行動、米国の影響によるもの=露極東開発相
また、ロシアと対露制裁に参加していない中国、インド、インドネシア、ブラジル、メキシコ、イラン、トルコの8カ国の実質GDP(購買力平価を加味した補正値)の合計は、G7のそれを24.4パーセント上回っていると例示。米国は自らの経済力を背景に世界の緊張を高めていると批判した。
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