中国の空自機標的問題、自民部会が事実の公表を提案=日経

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中国の空自機標的問題、自民部会が事実の講評を提案=日経 - Sputnik 日本, 1920, 15.06.2022
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自民党の国防部会は14日の会合で、中国が新疆ウイグル自治区に自衛隊の早期警戒管制機(AWACS)と同形状の構造物を設置した問題を取り上げた。宮沢博行部会長は自衛隊機が標的になっている可能性に関し「中国に抗議し、国際的に事実を公表すべきだ」と指摘した。日本経済新聞が報じた。
日本経済新聞が中国国内の衛星写真を解析した結果、AWACSの特徴である円盤状レーダーを備えた飛行機形の物体が映っている状況が分かった。「E767」を模した機体の可能性が高いという。
中国国旗(アーカイブ) - Sputnik 日本, 1920, 15.06.2022
中国が批難、日本が地域の現状を破壊
E767は航空自衛隊の浜松基地に配備されており、世界には4機しかない。背面にレーダーを載せて飛び、地上のレーダーでは捕捉しきれない遠方の航空機やミサイルを早期発見する役割を担う。E767に類似する物体は滑走路のような設備の上に置かれていた。E767は飛行中に撃墜するのが難しく、地上で待機しているときがもっとも攻撃に弱いとされる。
宮沢氏は会合後、記者団に「中国が自衛隊装備に攻撃の準備をしていることは表に出さないといけない」と指摘した。会合でほかの出席議員からも中国の軍事力拡大を懸念する意見が出た。
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