レーガン大統領暗殺未遂犯、自由の身に

© AP Photo / Evan Vucci1981年に当時のロナルド・レーガン米国大統領の暗殺を試み、その後、精神の病気を理由に無罪となったジョン・ヒンクリー元被告
1981年に当時のロナルド・レーガン米国大統領の暗殺を試み、その後、精神の病気を理由に無罪となったジョン・ヒンクリー元被告 - Sputnik 日本, 1920, 17.06.2022
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1981年に当時のロナルド・レーガン米国大統領の暗殺を試み、その後、精神の病気を理由に無罪となったジョン・ヒンクリー元被告に課せられていた行動制限が解除された。元被告は41年2か月15日ぶりに自由の身となった。CNNが報じた。
ヒンクリー元被告は1981年3月30日、レーガン大統領が米ワシントンの「ヒルトン」ホテルから出たところを銃撃した。銃弾1発が大統領の胸に命中し、大統領は肺を負傷した。ホワイトハウスのジェームズ・ブレイディ報道官は重傷を負い、部分的に麻痺が残った。
犯行の動機は、女優ジョディ・フォスターさんに強い印象を与えたいという願望だった。元被告は、主人公が次期大統領候補の殺害を計画したマーティン・スコセッシ監督の映画『タクシードライバー』を観てフォスターさんに夢中になったという。
ヒンクリー元被告は精神の病気を理由に無罪となり、約30年間を精神病院で過ごし、強制的な治療を受けた。2016年、元被告は母親と暮らすことが認められた。一方、裁判所による禁止命令などによって自由は制限されていた。
精神鑑定で精神の病気は30年以上小康状態を保っていることが示されたため、裁判所は行動制限を解除した。専門家らは、ヒンクリー元被告は今はもう社会の脅威ではないとの見方を示している。
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