ロシア軍とウクライナ軍の火力差は15倍、アジアやアフリカは「抵抗の停止」を提案=宇外相
2022年6月18日, 12:28 (更新: 2022年6月18日, 15:22)
© AP Photo / Francisco Secoロシア軍とウクライナ軍の火力差は15倍、アジアやアフリカは「抵抗の停止」を提案=宇外相
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ロシア軍は最も重要な前線でウクライナ軍に対して火力で15倍の軍事力を維持している。また、穀物の供給に関心のあるアジアやアフリカ、アラブの国々はウクライナに対し、「抵抗の停止」を呼び掛けている。ドミトロ・クレバ宇外相が表明した。
クレバ外相は米誌フォーリン・アフェアーズに記事を投稿した中で、一部の戦闘地域ではロシア軍の火力がウクライナ軍を15倍上回っているとした上で、米国製のミサイル・システムが数台供与されただけで状況の打開は困難と指摘した。また、ウクライナ軍への軍事供与が遅すぎると批判し、「複数の供給源」から速やかに兵器供与を行うよう要求している。
To ensure a Ukrainian victory, the West must swiftly supply Kyiv with advanced heavy weapons, increase sanctions against Russia, and ignore calls for diplomatic settlements with Putin, argues Ukrainian Minister of Foreign Affairs @DmytroKuleba.https://t.co/XARJdBP1wT
— Foreign Affairs (@ForeignAffairs) June 17, 2022
またクレバ外相はアフリカやアジア、アラブの国々がウクライナ政府に対し、「抵抗を中止」するよう要求していることも明らかにした。
これらの国々はロシア軍が黒海で「海上封鎖」しているとされる穀物の供給に関心があり、ウクライナが自国民、領土、主権を犠牲にして和平を結ぶことを要求していると指摘、危機の長期化により国際社会の関心が薄れているとも分析している。
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