露中国境のアムール川 初の道路橋が開通
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今月10日、ロシア極東アムール州・ブラゴベシェンスクと中国の黒龍江省・黒河市の間を流れるアムール川に、両国を結ぶ初の道路橋が開通した。
「ブラゴヴェシチェンスク・黒河大橋」は2016年、露中合弁企業により両岸から建設が開始された。2020年11月に開通予定だったが、新型コロナウイルスのパンデミックにより開通が延期されていた。
総工費は約190億ルーブル(約450億円)。橋の全長は約1キロで、片側1車線。アムール州のワシリー・オルロフ知事によれば、現在、中国国内での新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、渡橋はロシア側からのみ可能となっているが、状況が安定すれば双方の車両が渡橋可能になるという。
10日に開通したブラゴヴェシチェンスク・黒河大橋
道路橋の入り口に設置された検問所
10日に開通したブラゴヴェシチェンスク・黒河大橋
道路橋の入り口に設置された検問所
10日に開通したブラゴヴェシチェンスク・黒河大橋
検問所の遮断機
10日に開通したブラゴヴェシチェンスク・黒河大橋