https://sputniknews.jp/20220620/11623366.html

「変異株の出現は避けられない」　東方から新型コロナ変異株がやってくる

「変異株の出現は避けられない」　東方から新型コロナ変異株がやってくる

Sputnik 日本

ロシアの生物物理学者ネリー・ソセドワ氏は、スプートニクのインタビューで、新型コロナウイルスの新たな変異株が蔓延するという予測を示した。同氏によるとこの夏、中国か東アジアの国で新たな変異株が発生するという。 2022年6月20日, Sputnik 日本

2022-06-20T22:33+0900

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ソセドワ氏は、「この夏、新型コロナウイルスに変異が起こるのは必然だと思う。このウイルスが盛んに流行している中国のような東アジアの国で、新たな変異株が出現するだろう」との見方を示している。新型コロナウイルスはRNAウイルスだが、このタイプのものは地球を東から西へと移動するという。同氏は、新たな変異株は早ければ9月から10月にかけてロシアに到達し、感染者数が増加する恐れがあると警告している。ソセドワ氏は、人々はこれまで実施されてきたワクチン接種によって健康を守ることはできると確信しているものの、今後出現するであろう変異株の危険性を評価することはできないと指摘している。同氏は、「以前から蔓延していたウイルス株の活動が低下している。我々はワクチンを接種し、集団免疫を得ている。つまり、我々は過去の変異株に対する保護はあるが、新たな変異株に対する保護はもっていない。秋に東から一体何がやってくるのか、それはまだわからない」と語っている。スプートニクは以前、米国の研究者が新型コロナウイルスのSタンパク質に影響を与える変異株が、新たな変異株の出現につながる可能性があると報じた。関連ニュース

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