https://sputniknews.jp/20220621/11625819.html

中国、東シナ海でガス田掘削機材設置　日本は抗議

中国、東シナ海でガス田掘削機材設置　日本は抗議

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日本外務省は20日、中国が東シナ海の日中中間線の中国側海域で掘削機材などを設置したことを確認し、中国側に抗議したと発表した。日本のマスコミが報じた。 2022年6月21日, Sputnik 日本

2022-06-21T02:19+0900

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共同通信が外務省を引用して報じたところによると、日本の海上自衛隊が20日、東シナ海の日中中間線の中国側海域で掘削機材などが設置されているのを発見し、分析した結果、ガス田の掘削施設に間違いないと判断した。これを受け、日本外務省の船越健裕アジア大洋州局長が、在日中国大使館の楊宇次席公使に抗議した。日本外務省は同日、「政府として、日中の地理的中間線の西側で、これまでに計18基の構造物を確認している」と発表し、「中国側が一方的な開発行為を進めていることは極めて遺憾である」とし、中国側に対して、一方的な開発行為の中止と、東シナ海ガス田開発に関する日中間の「交渉再開に早期に応じるよう、改めて強く求めている」と強調した。日本は5月20日にも、中国による東シナ海でのガス田開発に関する新たな動きを確認したとして、中国側に強く抗議していた。中国は、排他的経済水域の境界について日本と中国が最終合意に達していない東シナ海の海域でガス田開発を行っている。日本が今年5月に確認したのは、17基目となる構造物だった。日本外務省は「東シナ海の排他的経済水域及び大陸棚の境界が未だ画定していない状況において、中国側が同海域において一方的な開発を進めていることは極めて遺憾」だとし、中国側に抗議したと発表した。

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